釣った魚、おいしく食べていますか?
釣りをする場合のいい点は、活きのいい魚を釣って、活きのいいまま美味しく食べられるという事ではないでしょうか?
しかし、釣った魚を美味しく食べるには様々な方法があり、
間違った方法で放置してしまうと、せっかく釣った魚も鮮度が落ち、美味しくない魚になってしまいます。
今回は、
魚を美味しく頂くための最適な締め方を紹介したいと思います。
以前のブログ、初めてシーバスを食べた時の記事に、魚の締め方をいくつか紹介しているのでご覧下さい。
東京湾のシーバス、魚は食べられるのか?とりあえず食べてみた…
私が今メインで採用している締め方、「神経締め」について紹介します。
Contents
魚の神経締めのやり方
神経締めって難しいイメージありませんか?
私も最初はそうでした。色んな動画を見るとなんだかどこかに針金みたいの通してるけど、
いったいどこに通しているのか全く分からない・・・。
難しい神経締めは、頭から神経を抜くやり方です。
この場合、とても小さい神経の穴に針金を通すのは至難の技です。
神経に針金を通す時、魚は思いっきり暴れるので、頭からの神経抜きはとても危険です。(背骨が刺さる)
ではどうすれば神経締めは簡単にできるのか?
神経は頭から尻尾まで背骨を通っています。
つまり、尻尾の根元を切ってから尻尾から神経を抜いてあげれば、神経棒を通すべき穴が視認できるためとっても簡単にできるんです。
私が参考にした動画。この方は様々な魚の締め方を紹介していて、
とても分かりやすく大変参考になるのでぜひ見て頂きたい。
究極の血抜き ヒラスズキ編第二弾 vol.8
動画では慣れた手つきであっさり締めています。
締め方の要点をまとめると・・・
- 釣ったらすぐ締める
- エラを切る
- 尻尾を骨まで切る
魚のこめかみにフィッシュピックで突きます。
突いたままグリグリすれば、魚は締まります。
こめかみは、エラの延長線上にあります。
胴体とエラを繋いでいる膜の様な部分があるので、そこを切りましょう。
そうする事で、血抜きができます。
背骨の断面を見ると、背骨の上下に穴が2つあるはずです。
下の穴は大動脈・・・血が通っています。
上の穴が神経・・・神経が通っています。
見るとすぐ分かるはずです。
神経締めは上の穴に針金を通します。
それだけで、神経締めは完了です。
私の使っているこれくらいの長さの魚神経締メ具とフィッシュピック
があれば、大概の魚は締める事ができます。
神経締めを頭側からやろうとすると、とにかく難しいです。
どこに通していいのか訳が分かりません。
経験もあると思うのですが、とにかく簡単で手早くできるのは、尻尾から神経を抜く方法です。
魚を神経締めする理由
魚は締めてから10分から15分位経つと痙攣して暴れる事があります。
その痙攣が原因で、血が身に回ってしまい、せっかくの魚の味を落としてしまう事になるんです。
神経締めは、締めた後の魚の痙攣を防ぐ事ができます。
少し痛々しいですよね・・・。
私は釣った魚は大体刺身で食べていますが、神経締めをするかしないかで、
身の締まり具合が違います。
数日寝かせた場合でも、神経締めした身はプリプリ感があり、
シーバス釣り始めたてで初めて釣ったシーバスを締めずに食べた時は、
何となく水っぽい感じで身に締まりがなく魚に対して申し訳ない気持ちになりました。
今は神経締めを毎釣行やっています。
せっかく釣り上げた魚なら、一発で苦しめず締めてあげて美味しく頂くのが、命に対しての敬意だと思っています。
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