SUPの始め方

もうロストしたくない!推進力、機動性、安全性を高めるためのコンパクトなSUP釣りの装備

SUPフィッシングの装備をもっとコンパクトにしたいんだけど、何かいい方法ないかな?道具持って行くと海に落としちゃう事もあるし…

じゅん

SUPフィッシングは道具を積む場所も限界があるからできるだけコンパクトにしたいよね。その方が道具もロストしない!

SUPフィッシングは、ボードの上という限られたスペースに装備を積んで釣りをします。1番スタンダードなスタイルは、SUPにクーラーボックスやタックルボックスを積んで釣りをするスタイル。

クーラーボックスを少し改造したり、ロッドホルダーが取り付けできるタックルボックスを積めば、タモやフラッグも立てられるので準備がとても楽なスタイルです。

私も最初はこのクーラーボックスを積んでSUPフィッシングをするスタイルだったのですが、クーラーボックスって案外邪魔だったりするんですよね。それに、タックルBOXを乗せてしまうと、SUPの機動性が少し落ちてしまのが難点でした…

そこでたどり着いたスタイルが、ヒップバッグに道具をほとんどまとめてしまうスタイル。フラッグやフィッシュグリップ、プライヤーなども全てヒップバッグに付けてしまいます。

今回紹介するSUPフィッシングの装備の積み方は、クーラーボックスを積まず、できるだけSUPの機動性、推進力、安全性を高めるための装備の積み方です。

SUPフィッシングの装備をコンパクトにするために用意するもの

SUPフィッシングの装備をできるだけコンパクトにするために、装備をひとまとめにできるような物で揃えていきます。

必要になるものが限られてきますが、紹介していきますね。

装備①RBBのヒップバック

磯でヒラスズキを狙いたいと思った時に買ったバッグです。このヒップバッグがとても優秀なんです。

  • ルアーボックス2個(DAISOルアーボックスとジグ用タッパ)
  • フィッシュグリップ
  • 津本式アサシンシザー
  • プライヤー
  • フラッグ

SUPフィッシングのメイン装備は全てこのRBBのヒップバックにまとめています。

ウエストに結ぶバンド部分に、追加装備が付けられるスペースがあるので、ロッドホルダーやプライヤーも装備する事ができます。

バッグの底面は網網になっていて、落水してもバッグ内に水が溜まらず抜ける設計。これがとてもありがたい。磯でもサーフでも、どこへでもかなり使えるヒップバッグなんです。

装備②リバレイ 撃投ボディプロテクター(ライフジャケット)

とにかく動きやすくて使いやすい、そして、首元に付いている「枕」がとても優秀なライフジャケットがリバレイ撃投ボディプロテクターです。

SUPフィッシングは、思ってる以上に全身の筋力を使うスポーツです。腕はもちろんですが、足全体、背中全体、初めてSUPをやると全身が筋肉痛になります。

全身運動がしやすくて、実際に落水した時、しっかりと体を支えてくれるライフジャケットが、このリバレイ 撃投ボディプロテクターです。このライフジャケットには、SUPフィッシングでは大切な装備の一つ、フラッグの支えをしてもらっています。

フラッグの根元はRBBのヒップバッグに固定しているのですが、そのままではフラッグ先端が固定されていなく、フラッグが上下左右に動きまくってしまいます。

撃投ボディプロテクターの背中側には、Dリングが合計で7個装備されています。本来は、プライヤーやフィッシュグリップを好みで付ける部分なのですが、SUPで立ち漕ぎをすると、小物装備が結構動いて気になるのでSUPフィッシングではおすすめしません。あくまでも、撃投ボディプロテクターに付いているDリングは、フラッグの固定のためだけに使用します。

左肩の1番上のDリングににカラビナを付けると、フラッグの先端を固定するようにできるので、フラッグが不安定になる事がありません。


色んなカラビナを試しましたが、取り外しが1番簡単なのはSeriaさんにある磁石式のカラビナでした。フラッグを外す時は、フラッグを固定している棒を引っ張ればいいだけです。

装備③DAISO防水バック

DAISOさんのキャンプ売り場にあるアウトドアバック。完全防水ではありませんが、SUPで持っていく時濡らしたくないアクションカメラのバッテリー、予備のリール、車の鍵はこの防水バックに入れています。

SUPフィッシングで実際に使っている装備

バッグ、ライフジャケット、防水バックが揃ったら、次は実際に装備している道具の紹介です。私も実際に使っている道具たちです。

基本的な安全装備を揃えたら、次はSUPフィッシングをより快適にする装備を揃えていきましょう。限られたスペースで釣りをするのがSUPフィッシング、コンパクトで実用的なアイテムを紹介します。

①PROX タモ19型

かかった魚をキャッチする時にあると便利です。SUPフィッシングでオススメのタモがPROXの19型ラバーランディングネットです。PROXの数あるタモの中で、割と大きめで深さのあるタモです。

SUPフィッシングは、予想ができない程の大物が掛かる事がある釣りです。ブリ、ヒラマサ、シイラ、ドラゴン級タチウオ、エイ、サメ…。時にはキハダマグロまでもがあなたのルアーを食ってくる夢とロマンが溢れる釣りです。

合計で3つのPROXのタモを持っていますが、最終的に1番使っているタモがこの19型のラバーランディングネットです。まさに大は小を兼ねるでした。

持つ部分の長さもあるので、体が前のめりにならず安全に魚をキャッチする事ができます。

PROX ラバーランディングネットの欠点

PROXのタモの欠点は、持ち手の柄の部分とアミの部分の固定がかなりやりにくいという点。

魚をキャッチする時に、ロッドを持ちながら魚とファイトしている状態で、柄の部分とアミの部分をロックするのはほぼ不可能です。PROXのタモは、柄とアミの固定は、ひとつの穴とひとつの突起物だけで固定します。両手でやる分はできるのですが、これが片手操作となるともう大変です。

運悪く突起物が中に入り込んじゃったりする時もあって、ドライバーなどの尖った物でひっかきださないと出ない時もあります。

PROXのタモを使う時は、ルアーをキャストする前に柄を伸ばしてあらかじめ固定しておくか、穴にはめるのを諦めて使うかです。穴にはまらなくても、そこまでクルクルしないので使えます。

PROXのタモをより使いやすくするために

19型ともなると、重さもそれなりに出てきます。片手で操作するには、そのままでは少し大変です。

網の根元部分に浮きをつけてみて下さい。商品のリンクを貼っておきます。→こちら



こうする事で、魚をキャッチする時水面にタモの根元が浮くので腕への負担がかなり軽減されます。万が一落水させてしまっても、沈まずに浮いているので回収もできます。

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②ウミボウズのフィッシュグリップ

タモで魚をキャッチしたら、魚をフィッシュグリップで捕まえて、フックを外していきます。SUPで釣った魚は体力も残っていて結構暴れるので、手でつかむのはとても危険です。暴れてフックが指に刺さったなんて話はたくさん聞きます。返しがあるフックは、深く刺さってしまうともう釣りどころではありません。

ある程度長さがあり、価格も比較的安いウミボウズのフィッシュグリップがオススメです。これから紹介する、コンパクトなSUPフィッシングの装備でも、ウミボウズのフィッシュグリップは相性抜群です。

③ウミボウズのプライヤー

プライヤーもウミボウズの物が比較的安いのでオススメです。とにかく説明画像に出てくる開発者さんの笑顔が素敵なのと、完成品への自信が感じられます。

ちなみに、ウミボウズさんの商品は購入すると、お店の方から直筆のお礼の手紙が同梱されるのでとても嬉しいですよ😌

④魚探 deeper

SUPでコンパクトな魚探を使うなら、deeperがおすすめです。魚探自体の性能や使い勝手はGARMINやホンデックスには劣りますが、コンパクトさで選ぶなら、deeperがおすすめです。

⑤津本式とHapysonのコラボ締め具

釣った魚を締める、エラを切って血抜き、危険なヒレを持つ魚のヒレを切る。この3つの作業をアサシンシザーひとつでできます。

アサシンシザーを買うまでは、アイスピックで魚を締めて、ナイフでエラを切って血抜きをしていました。道具が増えレバ増えるほど、道具を探す時間も増えて、失くしたり落としたり忘れたりするので、ひとつで3つの作業ができるアサシンシザーはかなりおすすめです。

⑤パラシュートアンカー

SUPの方向を安定させる役割があるのと、風で流されるのを軽減します。あるとないのとでは全然違うので、ぜひ装備してみてください。

>>>【関連記事】SUPフィッシングで流されないために!必須装備シーアンカーの使い方

コンパクトなSUPフィッシングの装備をおすすめする理由

そもそも、どうしてコンパクトな装備でのSUPフィッシングがおすすめなのでしょうか?
理由は、いくつかあります。

  1. 道具をロストしにくくなる
  2. 風に流されにくくなる
  3. ボードの操作性が良くなる
  4. パドルが漕ぎやすくなる

SUPフィッシングをする時、たくさんの装備を積むと便利な反面、様々なリスクを伴います。特に①と②は、ケガや命の危険にも関わる事です。

①SUPフィッシングは道具をなくしやすい

「SUPフィッシングに行ったらボードがひっくり返されてタックルとルアー一式をロストした」
という話はよく聞きます。むしろ、SUPフィッシングをすれば、誰もが必ず経験する事です。特に波打ち際は、白波が立ってSUPボードは簡単にひっくり返されてしまう時があります。

もしあなたが波打ち際でひっくり返されて、ルアーを全部落としてしまったらどうなってしまうでしょうか?

繰り返しやってくる波に体とボードは飛ばされ、ルアーもどこかに流されてしまいます。ルアーはいつか砂浜に戻ってきて、誰かが踏んでしまう可能性が非常に高いです。

ロッドなどのタックルも同じで、沖の方でひっくり返ったら拾う事はほぼ不可能です。できるだけ道具は少なくして、できるだけ全ての道具にリーシュに繋いでおきましょう。電話のコードのような、クルクルなっているリーシュコードだと、絡まったりして結構イライラするので、絡まりにくく細過ぎないタイプのリーシュコードがおすすめです。

買い物かごを固定してかごの中にルアーを入れておく方法もありますが、ボードがひっくり返ってしまった時、本当に中の道具が全部なくなってしまうので私はやらなくなりました。

②SUPは風に流されやすい

SUPはちょっとの風ですぐ流されます。厚みがあり、安定するSUPフィッシングに向いているとされるボードだと、風を受ける部分が増えてさらに流されやすくなります。

できるだけ風を受けたくないんですよね。

クーラーボックスやタックルボックスを積んでしまうと、そこが風を受けてしまうので、SUPが進む時の抵抗になります。風が弱い時は問題ないのですが、海は急に強い風が吹いてくる時が結構あります。強風が吹く前に戻れなかったら時は、風が吹く中で一生懸命パドルして戻るしかありません

少しでも風の抵抗を減らして進むために、私はタックルボックスを外しました。それまでは、タックルボックスをヒモでぐるっと一周させて固定していたのですが、ヒモ自身も水中で抵抗になるのと、海上でヒモがゆるんだ時の締め直し時に、バランスを崩して落ちそうになったのでやめました。

③SUPの機動性を高める

SUPフィッシングのメリットは、ダイレクトに鳥山の近くまで行ったり、真後ろでボイルが起きたらクルッとボードを方向転換してキャストしたりできる機動性の高さです。

クーラーボックスやタックルボックスを積む時、荷締めベルトなどでボードを一周して縛りつけると、ボードの推進力の抵抗になってしまいます。ほんの少しの抵抗なのですが、長距離を漕ぎ続けるSUPフィッシングは、微少しの抵抗もできる限りなくしていきたいものです。

SUPは方向転換する時に、ステップバックターンと言って、後ろに体重移動してボードを回します。(さすがに競技並のステップバックターンはSUPフィッシングでやる事はほぼないですが…)ボックスが積んであると体重移動できる範囲が限られてしまうので、素早い方向転換がやりにくくなってしまいます。特に立ち漕ぎで鳥山やナブラを追いかける時は、あっち行ったりこっち行ったりするので、ボックスを積んでいると結構邪魔です。

SUPのメリット、機動性を活かすためにもできるだけコンパクトな装備で釣りをするのがおすすめする理由です。

④パドルが思いっきり漕げる

クーラーボックスは後ろに積むか前に積むか?私は後ろに積んでいました。SUPはパドルを漕いで進みますが、前にボックスを装備してロッドやタモ、フラッグなどを立てると、パドルがとても漕ぎにくくなります。

SUPは速く進みたい時ほど、立って体重を前にグッと思いっきりかけてパドルを漕いでいきます。タックルボックスとロッドなどがボードの前にあると、道具が邪魔で思いっきり漕ぐ事ができません。

どうしてもタックルボックスを装備するなら、後ろ側に装備するのがおすすめです。

SUPフィッシングの基本的な装備

SUPフィッシングは、ボードの上という限られたスペースでやる釣り。SUPフィッシングは、沖に出ると近くに仲間がいない場合がほとんどなので、安全面の装備は必ず装備しましょう。

最近の釣り場閉鎖や、大混雑から、SUPフィッシングを始める方が増えてきていますが、少しでも油断すると、あっさり命を落とすアクティビティなので、あなた自身の命と安全のために、基本的な装備は必須です。

落水しても命が助かる確率をあげる ライフジャケット

SUPは簡単に流されます。陸からでは想像できないほど、簡単にはるか沖まで簡単に出る事ができます。沖まで出てからSUPがパンクしたり、落ちてしまって流されてしまったら、命の保証はありません。

ライフジャケットは必ず装備しましょう。

しっかりした作りのライフジャケットは、海の上でも仰向けで寝て浮かぶ事ができます。そのライフジャケットは、磯釣り用に開発されたライフジャケット。

リバレイ 撃投ボディプロテクターとアピアです。どちらのライフジャケットも、めちゃくちゃ浮きます。首元に枕と言われる頭を支える部分があるので、仰向けでただただ体を浮かせておく事ができます。

自然を相手にする遊びは常に最悪の事態を考えておかないといけません。命を守るために装備は整えておきましょう。

ボードと体を繋ぎ止める リーシュコード

リーシュコードも必ず付けましょう。SUPはかなり浮力のあるボードで、落水してしまえばボードだけがどんどん流されていきます。流され方は、想像を絶します。水泳を習ってる方でも、パドルを持ちながらボードに追いつくのは困難です。

リーシュコードがあれば、引っ張るだけでボードを体に寄せられるので、安全にボードに戻る可能性が高くなります。

絶対にリーシュコードは装備しましょう。

自分の存在を目立たせるフラッグ

SUPフィッシングは、カヤックと比べてボード自体に厚みがないので周りから見つけられる可能性が低くなります。カヤックの方はほぼフラッグをつけていますが、まだまだSUPフィッシングではフラッグをつけるのが普通ではないのが現状です。

DAISOロッドがあれば簡単に装備できるので試してみてください。


フラッグを立てる事で、遊漁船などから見つけられる可能性が高まります。

ないよりは絶対にあった方がいい装備です。フラッグもぜひ装備しましょう。

万が一の通信手段 携帯電話

万が一沖に流されてしまった時の通信手段です。必ず装備しましょう。防水ケースを付けて壊れないようにしましょう。

コンパクトな装備で安全にSUPフィッシングを

今回は、私が実際にSUPフィッシングで装備している道具を紹介しました。

実際の写真はこんな感じです…。


風のない比較的安全な海況で行うのがSUPフィッシングなので、ここまでシビアに装備を減らすよりは、タックルボックスを積んで快適なSUPフィッシングをした方がいいかもしれません。

もし、万が一急な強風とかに襲われた時にでも、「コンパクトな装備だったらもう少し戻りやすかったかも…」と思い返して頂けたら嬉しいです。その時には、ぜひ参考にして頂ければと思います。

では、これからも安全で楽しいSUPフィッシングをしていきましょう😌

SUPフィッシングで輝く方達

釣りきちみみぞうさん

SUPでツアーガイドもされています。磯でもSUPでも活躍する、SUP界を盛り上げているポニーテール美女

Kojiさん

写真も動画も美しい…。まさに超綺麗めアウトドアSUPフィッシャー!