SUPの始め方

ただ厚着だけは禁物!暖かくておしっこしやすくて動きやすい冬のSUPフィッシングの服装

悩む人

冬にやるSUPフィッシングが寒すぎてツライな。
できるだけ快適にSUPフィッシングがしたいけど
いったいどんな服装がいいんだろう?

今回は、こういった悩みに答えていきます。

本日の内容

  • 快適に冬のSUPフィッシングをするための服装
  • 落水した時の事も考えるが大切
  • ロングジョン+αが良さげ

2019年からSUPフィッシングを始めて2回の厳冬期を迎えました。私自身寒いのがとても苦手で、寒い季節にいかに快適にSUPフィッシングをできるかを考えて、行き着いた服装です。

万が一落水した時の事も考えると、できるだけ動きやすい服装がやっぱりベターでした。

寒い冬でも快適なSUPの服装とは?

暖かい!おしっこしやすい!動きやすい!

これこそまさに冬のSUPフィッシングTHEベストオブ服装です。

冬の海はとにかく寒いです。海水も冷たいし、気温も寒い。できるだけ温かくして快適にSUPフィシングはしたい。それなら、できるだけ着込んで暖かくすればいいのでは?という訳にはいきません。なぜなら、服を着込めば着込むほど

  • 動きにくくなり…
  • おしっこがしにくくなり…
  • 落水した時に水を吸って沈む恐れがある…

からです。

1番暖かいのはやっぱりドライスーツ

真冬の寒い季節は、着替えをするのもとにかく大変です。というか、寒くて寒くて着替えるのがツラすぎます…。

ドライスーツは、下着を着たままスポッと履けて、脱ぐ時もスポッと脱ぐ事ができるので、慣れてしまえば保温効果では最強の服装です。

海から上がっても体はほとんど濡れていないので、着替えが本当に快適。

しかし、SUPフィッシングをやる場合、ドライスーツはおすすめできません

ドライスーツの欠点:浸水とおしっこ困難

ドライスーツは保温効果が抜群で、浸水の可能性がなくなれば、1番おすすめのスーツです。ドライスーツは体全体のスーツと足のブーツ部分もくっついている構造なので、水が入ると抜けていく所がありません。

SUPフィッシングで使う場合、

知らない間に穴が空いていて中に水が溜まってしまった。という危険性があります。

  • 魚のヒレ
  • ルアーのフック

など、知らない間に穴が空いていたら、万が一落水した時に、水が入って体を暖めるどころではありません。穴が大きければ、沈んで行ってしまう危険もあります。

最悪のパターンは、ボードから落ちて漂流してしまった時に浸水してきたパターンです。海水に体温は奪われ、水がスーツ内に溜まってしまうと、かなり危険な状態です。

真冬の海でひとり、浸水に怯えるのはただただ恐怖です。

おしっこができないのもドライスーツの難点。
ドライスーツは、水が抜けていかないので、もちろんおしっこも抜けていきません。

我慢するしかないのですが、長時間海にいるSUPフィッシングでおしっこができないのはかなりつらい点です。

モンベルでおしっこ用のチャックが付いたドライスーツがあるのですが、スーツ自体ピチッとしたスーツではないので、落水時、水の中では少なからず動きにくくなってしまいます。

セミドライスーツにも難点が…

ドライスーツの様に浸水の危険がなく、ドライスーツほどではないけど暖かい。そして、動きやすい。それがセミドライスーツです。サーフィンなどで使っている方も多いですね。

セミドライスーツは、外側は風を通しにくいラバー素材で、内側は裏起毛などでできた、海が冷たい時期に着るスーツです。

基本的には、水が入る前提の作りになっているのですが、ウェットスーツの中にたまった水を体温で温めて保温します。なので、ドライスーツよりは暖かくないのですが、万が一落水しても、スーツの中に入った水は外に抜けていき、ドライスーツの様に水が溜まって沈んでいく危険性はありません。むしろ、浮きます。

セミドライスーツの欠点:乾いた状態でのおしっこは戸惑う

ドライスーツもセミドライスーツもですが、おしっこなどをしたくなった時は、上半身だけを脱いでするしかありません。サーフィンなどの海に入ってやるスポーツの場合は、そのまましてしまいますが…。

SUPフィッシング中にしたくなってしまうと、ほとんどがスーツの中も濡れていないし、乾いた状態のスーツでおしっこをするのは、においも残るので気持ちのいいものではありません。

よくあるのが、着替え終わって「さぁ行くぞ!」という準備万端の時に訪れる尿意です。それはもう、また脱いでトイレに行くのがまぁ、とにかく面倒くさいです…。

インナーの重ね着で調整するのがおすすめ

ドライスーツやセミドライ1枚だけだと、値段もお高く使えるシーズンが限られてしまいます。私は主に、モンベルのロングジョンをSUPフィッシングで使っていて、気候に応じ、タッパーやロングパンツをインナーとして増やし、冬を乗り越えています。

冬は、私は家でウェットスーツに着替えてから海へ向かいます。現地で着替えるのは寒すぎるので、家でぬくぬくと着替え、移動中の車

色々試行錯誤した結果、今、実際に私が冬のSUPフィッシングで着ている服装がこちらです。

下半身インナー①水泳パンツ

いたって普通の水泳パンツです。もちろん、SUP用で保温効果のあるインナー下着でも問題はありません。ただ、SUPから落ちて浸水した時の事を考えると、水を吸う“綿”などの素材のパンツはおすすめしません。

水が入った状態でもちゃんと保温できるよう作られてるサーフィン用のインナーパンツがおすすめです。

下半身インナー②MORGEN SKYのロングパンツ

モンベルのロングジョンだけでは真冬は寒いので、MORGEN SKYのロングパンツを追加で履いています。


私が使っているのは3mmのジャージ素材のもの。身長170cm、体重65kgでLサイズでほんの少しだけ小さいかなといった感じですが、インナーで使うなら丁度いいです。

インナーとしても使えますが、海水温が温かくなってきたらこれ一枚だけでももちろん使えます。コスパ良く消耗品と割り切って使っていますが、作りもそこまで悪くなく長く使えています。>>レビューを見る

上半身インナー①ラッシュガード

いたって普通のラッシュガードです。夏冬兼用しているので、目立つ蛍光色の物を選んでいます。

上半身インナー②MORGEN SKYのタッパー

普通はアウターとして着るタッパーですが、私はインナーとして使います。特に冬のSUPフィッシングは、大型のフィッシュイーターはかなり深場に移動してしまうので、SUPからルアーで狙うのが難しくなります。ルアーをたくさんキャストしてシャクったりしていればそれなりに身体も温まるのですが、真冬はそうも行きません。エサなどでじっくり狙う機会が増えるので、冷えた体はできるだけ風などの外気にさらしたくありません。このMORGEN SKYのタッパーは裏起毛になっていて風を通さないのでかなり暖かいです。

裏起毛といっても、ポリエステル素材が毛羽立ったような素材で、決して高級感はありませんが、コスパはとてもいいです。

このタッパーの上にさらにジャケットを着ます。

アウター:ワークマンのレインジャケット

最後に上半身に着るのは、ワークマンのレインジャケットです。暖かい季節ははラッシュガードとこのレインコートだけで充分なのですが、真冬だと当然その組み合わせだけでは寒く、MORGEN SKYのタッパーをインナーに着ることでかなり上半身は温かくなります。

保温のための綿などはいっさい入っていなく、落水しても水を吸って重くなる事はないので、ある程度の風避けと、自分の存在を海で目立たせるために着ています

海でも目立つように蛍光イエローや蛍光オレンジ、蛍光ピンクがおすすめカラーです。

サーフパンツ

防寒対策ではないですが、年中履いているサーフパンツです。ポケットも付いているので、ルアーローテーションが多いルアーをポケットに入れて、すぐまた使いたい時に取り出せるようにしています。


ルアーを入れる時はフックカバーをしています。

足:サーフブーツ

真冬の裸足SUPはツラすぎます。ぜひサーフブーツを履いてださい。

足が冷えると、足が痺れて動きが硬くなってしまいます。SUPフィッシングは、立ったりしゃがんだり座ったり、色んな体勢をとるので動きがこわばってしまわないように、足元から温かくしてあげましょう。

いろんな種類がありますが、私が使っているのはFELLOWの5mm厚さがある足袋タイプのブーツ。ソックスタイプのブーツもありますが、足袋タイプの方が、足に力が入りやすいです。SUPを漕ぐ時は足全体に力を入れて体重をかけて漕いだり、体全体のバランスを取るので、足袋タイプのブーツがおすすめ。

保温効果はもちろんですが、海に出る時と上がる時、足裏を守る役割もあります。ブーツのインナーは、ワークマンなどで売っている足袋靴下を履いています。

手:サーフグローブ

手の平もしっかりと保温しましょう。私が使っているのは、人差し指と中指と親指の3本指が見えているグローブですが、指を出す必要がない時は隠せるモデルもあります。

ワークマンなどでもグローブは販売されていて、ハサミなどで切って加工するのもありです。

ウェットスーツ:モンベルのロングジョン

モンベルのロングジョンをメインで使っています。モンベルのロングジョンは、フロントにジッパーが装備されていて、着替えがしやすいのはもちろんですが、おしっこがめちゃくちゃしやすいです。
着替えが全て終わってからトイレ(大便)に行きたくなっても、上着を脱いで肩部分だけ下げればしっかりと目的を果たせますw


上下にジッパーが付いているので、おしっこだけの時は、下だけ開ければ用が足せる優れものです。

たまに糸のほつれが出たりと作りは高級ではないですが、消耗品として割り切ってしまえば値段の割に全然使えるウェットスーツです。意外とこういうタイプのウェとスーツってありません。あっても結構高かったりするので、モンベルのロングジョンはとてもおすすめです。

秋はこのモンベルのウェットスーツとラッシュガードとレインウェア、真冬で寒さに耐えられなくなったらインナーとタッパーを追加したフル装備といった感じでやっています。

頭:エスキモータイプの帽子

ブックオフでたまたま見つけて買ったニューエラの帽子。これがとっても暖かいです。
寒い時には耳当ての部分をおろします。暑くなってきたら、耳当て部分を上に固定できるので、管理がとてもやりやすくておすすめです。

もちろん、耳あてだけでもOKです。耳もしっかりと保温すると、冬の釣りがとても快適になります。

質問①寒くないですか?

はい。
寒くありません。

が、私が主にSUPフィッシングをしているエリアは千葉県です。真冬でも気温がマイナスになる事はほとんどありません。

東北や北海道エリアの極寒エリアでは、私が紹介している服装では耐えられないと思います。そうなると、ドライスーツで定期的なメンテナンスをするか、セミドライスーツが断然おすすめです。

質問②浸水しませんか?

いいえ。
浸水します。

今回紹介した服装は、SUPボードから落ちると浸水します。モンベルのロングジョンは、上半身もタンクトップタイプなので、もれなく浸水します。そもそも水を吸うので、完璧な保温を求めるなら、断然ドライスーツがおすすめです。

しかし、SUPフィッシングは落ちない事が前提なので、どちらかと言うと、海上での寒さ対策を重視した服装が今回紹介した服装です。

もし落水して浸水しても、MORGEN SKYのロングパンツやタッパーのおかげで、体温の低下はある程度防いでくれますし、風も通しません。

質問③おしっこしやすいですか?

はい。
しやすいです。

モンベルのロングジョンにはジッパーが付いていて、インナーを着てからロングジョンを着るので、大も小もとてもしやすいです。間違ってショートジョンを着た上にインナーを着てしまうと、大をする時にインナーも脱がないとならなくなってしまうので、最初にインナーを着ています。そしてモンベルのロングジョンを着て、最後にワークマンのレインウェアです。

質問④厚手のジャケットじゃダメですか?

はい。
ダメです。

確かに厚手のジャケットは温かくて幸せなのですが、万が一海に落ちてしまったら、水を吸って急激に重くなり、ボードに這い上がるのが難しくなってしまいます

厚手のジャケットを着なくてもいいように、ウェットスーツやインナーで真冬の海をやり過ごしましょう。

ドライスーツかセミドライか重ね着か

真冬のSUPフィッシングに、ドライスーツかセミドライかは、それとも今回紹介した重ね着スタイルのどれがいいかはとても難しい問題です。

実際の所、今回紹介した重ね着スタイルは、関東以南メインのフィールドの場合でのみ使える服装です。関東より北、東北や北海道などの極寒地域では、到底太刀打ちできる服装ではありません

そもそも気温がマイナスに達する極寒地域では、メンテナンスをしっかりしたドライスーツを着た方が暖かくて遥かに安全です。

今回の私が紹介した服装は、

  • 季節ごとに着る枚数を変えれば温度調整できるので楽
  • 洗うのが楽
  • おしっこがしやすい
  • 動きやすい

というメリットがあります。それぞれメリットデメリットはありますが、自然を相手にしている以上は、絶対安心、絶対安全はありません

何かを捨てて何かを取る、ある程度の安全は捨てて快適を取る事も必要だと思います。この服装は、少しの暖かさを捨てて、動きやすさと快適さを取った服装です。基本的に、SUPフィッシングは荒れてる海でやる釣りではありませんが、予想だにしない風や横波はやってきます。

落水しても安全にボードに戻れる体力、練習、安全意識、気象知識など。服装以外にも考えておかないといけない事がたくさんあります。

今回の冬SUPの服装紹介が、あなたの悩みの解決に手助けできていれば幸いです。これからも、お互い楽しいSUPフィッシングをしていきましょう!

SUPフィッシング動画やってます(^ ^)

波、風、魚。
自然の音やドラグの音を重視したSUPフィッシングのチャンネルとなっています。
リンクの動画は、秋の東京湾奥でかかったワラサ動画です。SUPで青物が掛かった時の迫力とドラグの引きずり出しをぜひご覧ください!

 チャンネル名【 SUP マニア 】