使用タックル
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さらなる飛距離を。フィッシュマンのロッド。BRIST HYDRO 8.5XXHがやばい。

rrrunchan
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もっと強くて飛ぶロッドはないか?という事で探し始めた新ロッド。最終的に新しい相棒に選んだFishmanのBRIST HYDRO 8.5XXHがとんでもなくいロッドだったのでお話しする。

BRIST HYDRO 8.5XXHがやばい

私がこれまでSUPフィッシングでメイン使いしていたロッドは、シマノワールドシャウラ 1604SS-3。長さは180cmながら、ジギングもキャスティングもできるし、何よりも、SUPでは良くある不意の大物が掛かってもしっかりと戦えるロッドパワーが最大の魅力。

ちょうど良い長さで取り回しもしやすく、魚取り込みの時も、やりにくいとは一切感じる事がない最高のロッドだった。しかし、ふと感じた事があった。

これ、20kgクラスの平政かかったらどうなるんだ?

私が行く海域は、平政が掛かる事もある海域(まだまだ掛けたことは無いが)で、もちろんそこの海域には平政狙いで訪れる。当然、20kgクラスの話も聞くし、実際にかけてる方もいる。おそらく、私のこのタックルだと、戦えない。という事で選んだのがこのBRIST HYDRO 8.5XXHだ。

抜群の飛距離が生まれるつくり

Fishmanのロッドは、当然ながらベイトリール専用で作られている。様々なメーカーから、ベイト専用ロッドも出ているのだが、Fishmanは、完全にベイトロッド専門のメーカー。特に飛距離、バックラッシュゼロを謳っているメーカーで、とにかくこだわり強くベイトロッドを作っているメーカーなのだ。

特に、キャスト時のロッドの反発。

ベイトキャスティングは、ロッドにルアーの重みを乗せて、振り切らずに前方斜め45度でバチッと止める投げ方が最適と言われている。ロッドがバタつくほど力は分散し、ラインの放出速度が定まらず、バックラッシュや高切れに繋がってしまう。Fishmanのロッドは、前方斜め45度で止めた時の反発が、極力、とにかく少ない様、バチッとロッドが止まるように作られている。

この構造の違い、繊細さが、バックラッシュゼロと圧倒的な飛距離を生み出すのだ。基本的なキャストフォームを身につける事はとても大切だが、バチっとロッドの先端が止まってルアーが飛んでいく姿はとても気持ちが良い。

平政もマグロとも戦えるパワー

BRIST HYDRO 8.5XXHは、対大物様に作られたロッド。ランカーシーバスはもちろん、アカメ、平政などの大型魚と戦うために作られたロッドだ。そもそもが、10kg~20kgオーバーの魚を対象としているロッドで、ルアーこんな大物狙わない!と最初は思っていたのだが、やっぱりみんな同じなんでしょうね。今となっては、SUPで平政追いかけ外洋にも行ってしまう始末。まだ平政に出会った事すらないが、いつかは20kgオーバー平政。その目標と戦うには、ここまでの強いロッドが必要だったのだ。

SUPフィッシングにはオーバースペック?

SUPフィッシングは、1枚の板。海の上で釣りをするにはかなりスペースが限られる。

BRIST HYDRO 8.5XXHのは大物用ロッド。長さも8.5ft(259cm)とSUPの上で扱うには超長い。今まで使っていたベストの長さと感じていたのが、シマノ ワールドシャウラ1604SS-3。長さは6ft(180cm)。この長さはSUPで使うのにも取り回しもかなりしやすく、魚の取り込みもとにかくしやすい長さなので、ワールドシャウラを使い始めてからずっとずっと愛用していた。

しかしふと思ったのが、

このタックルで平政と戦えるのか?という事。

平政のパワーは尋常ではない。20kgクラスとなると、想像もできないし、今のタックルで掛けたら戦えない自信があった。そこで今回決めた新しいロッドがBRIST HYDRO 8.5XXHだった。

ロッドパワーも凄まじく、大物用のロッドなのだが、使ってみて感じたのは、SUPでも決してオーバースペックではないという事。むしろ、色々なルアーも投げれて、不意の大物にも対抗できるので、SUPにはちょうど良すぎるのではないか?と感じた。

SUPフィッシングは不意の大物が掛かる

SUPフィッシングは、予想もしていなかった不意の大物が掛かる事がたくさんある。例えば…

  • ランカーシーバス
  • ブリ
  • 平政
  • マグロ
  • アカエイ(重さと引きがやばい)

陸っぱりと比べると、沖に出てナブラ打ちできたり、狙える範囲が広くなるので、大物掛かる確立が圧倒的に上がる。

大物が掛かった時、弱いタックルだと戦う事もできない。

SUPで大物掛かるの怖いし狙わないよ!と思っていたあなた。
想像してみて下さい。
SUPで釣りをしていてボイルが起き始め、鳥山が集まりだす瞬間を。

当然の事ながら、周りのカヤック、SUP、ゴムボートもそこを目がけて集まってくる。

タックルが弱いからボイルに向かうのはやめよう。とはならないはず。戦えるかわからないけどやってみよう!と間違いなくはずなのだ。

釣り人である以上、魚がいたら釣りたいし、海に出たらなんとしても魚を持って帰りたい!と思うはず。そのビッグチャンスがナブラとか鳥山。それを目の前にして、タックルを理由に向かわないなんてできないんだよね。

なので、強いタックルというのは持っておいた方がいい。狙っていなくても当然掛かる事もある。掛かったらできるだけラインブレイクさせないという気持ちも大事。ルアーがくっ付いたままの魚はそう長く生きられないはず。掛けたらできるだけキャッチするまでを心掛けたい。

軽いルアーも投げれるし飛ぶ

BRIST HYDRO 8.5XXHの適正ルアーウェイトは50〜230g。

投げれるルアーの範囲が広いのも素晴らしいのだが、実は適正ウェイトより軽いルアーでもかっ飛ぶ。

私がBRIST HYDRO 8.5XXHを購入して最初に投げたのが、セットアッパーS-DR。重さは26g。適正ウェイトの半分くらいの重さでも、50mはかっ飛んだ。しかも、ワールドシャウラの時より飛行姿勢も安定していた。そもそもワールドシャウラと比べて2.5ft(76cm)長い事と、力まず投げられていたという事も要因かもしれないが、飛距離と飛行姿勢は圧倒的にBRIST HYDRO 8.5XXHで投げた方が上だった。

Fishmanのロッドは硬い割にしなる。この構造が、適正ウェイトより軽いルアーでもかっ飛ぶ理由なのだ。

問題はジギング

SUPフィッシングをしていると、深場でジギングをやってみたい!という気持ちが湧き立ってくる事がある。海図アプリなどを見れば海の水深も分かるので、見れば見るほど、このポイント釣れそうだなぁ。という感覚になってしまう。水深が20m以上、100m以上ある所もざらで、私が行くエリアにもこういったポイントはある。

BRIST HYDRO 8.5XXHはキャスティングロッドだ。当然ながら、ジギングには不向き。硬いし長く、ジギング専用に作られたロッドと比べると多少重いので、やはりジギングには不向きとなる。

キャスティングロッドとジギングロッドを合わせた、2本のタックル乗せて海に出る事もあったんだけど、やっぱり面倒くさかった。2本タックル載っているのがどうしても煩わしくて…。私は結果1本のタックルしか積まなくなった。

どうしてもジギングやりたいという場合は、専用ジギングタックルがあった方が良い。2本積みが面倒でなければ、専用タックルの方がやっぱり良い。

ルアーがぶっ飛ぶとそれだけでもう楽しい

Fishmanのロッドはとにかく飛ぶ。多少フォームのブレがあっても、今まで使ってきたロッドの中ででは抜群の飛距離が出る。

陸っぱりでも、SUPでもカヤックでも、ルアーの飛距離が出せる事は大きなアドバンテージ。

見つけたナブラにルアーぶん投げたり、鳥山立ってる所にルアーぶん投げたり、飛距離が伸びれば伸びるほど、攻めれるポイントが増えるし、海中に自分のルアーがいる時間が増える。ルアーが海中にいる時間が増えれば、魚にルアーを見つけてもらえる可能性が増える。

今喰うかもしれない。

飛距離が出ると、1投1投に期待を持てる時間が増えるので、より釣りが楽しくなる。それに、ベイトタックルはキャストが決まるだけで気持ち良い。それはたぶん、高切れとかバックラッシュのリスクがある分、決まった時が気持ち良いのだ。

Fishmanのロッドはキャストトラブルができるだけ起きない様に設計されているロッド。ベイトタックルで挑みたいあなたには、ぜひおすすめしたい最高の1本だ。

こいつ1本で海に行く日がこれから増える

私は今までジギングタックルとキャスティングタックルの2本を積んでSUPフィッシングをしていたが、段々とキャスティングタックルしか積まなくなった。理由は、2本持って行くのが面倒になってしまったから。

準備にも時間をとってしまうし、SUPの上で魚が掛かった時に、使わず置いてる一方のタックルを落とさないように気をつかうのも忙しかった。結果、汎用性の高いワールドシャウラ 1604SS-3だけでSUPフィッシングをする機会が多くなった。ジギングできる深いエリアに行くことも減った。

そうなると、キャスト性能に全振りのロッドで、大物と戦えるロッドが欲しくなり、辿り着いたのが、FishmanのBRIST HYDRO 8.5XXHだったのだ。BRIST HYDRO 8.5XXHは、マグロや平政と戦えるロッドパワーでありながら、セットアッパーなどの適正ウェイト以下の軽いルアーでも投げられる。ジギングロッドの代用としても、スロージギングなどのルアーを弾かせる動きは難しいが、シャクリは何とかできる。突き詰めるなら、それぞれのジャンル特化の専用ロッドがあった方がもちろん良いに越した事はない。SUPフィッシングは、自分にあった釣りができるが、何でもかんでも積みすぎるのは良くない。せっかくのメリットだった手軽さが無くなったりしてしまって、本当に良くない。

持ち込める装備が限られる分、今私が、SUPフィッシングで持って行くならどのタックルを持って行くかと聞かれれば、
大物と戦えてルアー飛ばせるタックル
というのが、一番しっくりする答え。

SUPで大物を狙いたい!ベイトタックルで飛距離出して興奮MAXになりたい!というあなた。ぜひFishmanのBRIST HYDRO 8.5XXHを手に取ってみて欲しい。最初の1投で、うひょお!という驚きの声が出てしまうに違いないだろう。ぜひ、SUPフィッシングのタックル選びの参考にしてみてほしい。

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ABOUT ME
じゅん
じゅん
東京湾のSUPマニア
東京湾でSUPフィッシングをしています。深夜からの大混雑な場所取りが苦手でSUPフィッシングを始めました。始めて3ヶ月目でまさかの78cmシーバスが釣れ、翌年秋にはワラサもたくさん釣れて、今ではどっぷりとSUPにハマっています。平政、ブリ、サワラ、鯛、太刀魚、カンパチ、シーバスを年中追いかけています!
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