【ガチ検証】GARMIN,CASIO,本当に釣りで使えるスマートウォッチはこれだ。
悩みに悩み、買いに買いまくった。釣り用で本当に使える腕時計はいったいどれなのか?結果私は、3本の腕時計を買う事となる。
- CASIO:PRO TREK Smart〔WSD-F30〕
- CASIO:G-LIDE〔GBX-100-1JF〕
- GARMIN:Instinct Dual Power サーフエディション
クリックすると公式サイトへ飛びます
実際3本使ってみて実感した事は、「どのモデルも一長一短。良いところ悪い所があって当たり前だった。」という事だ。
最終的に悩んだ結果、今私はGARMINのInstinct Dual Power サーフエディションだけを使用している。CASIOの腕時計は、私の中で使わなくなってしまった。
釣り用腕時計としての条件
釣りで使う腕時計としての条件として3つに絞ってみた。
- タイドグラフ
- 防水性能
- 電池の持ち
この条件で、それぞれの腕時計の性能を比べてみよう。
タイドグラフ | 防水性能 | 電池の持ち | |
WSD-F30 | △ | × | △ |
GBX-100 | △ | ◎ | ○ |
Instinct サーフ | ◎ | ○ | ○ |
それぞれ使ってみて感じた性能差はこのような感じだ。ひとつづつ説明していく。
タイドグラフ性能
GARMINのInstinct Dual Power サーフエディションが◎の理由は、当日分含め、3日分のタイドグラフが見られるというのが理由だ。CASIOの2つのモデルは、残念ながら当日分しか見られない。
「明日の夕まずめの時間は何時かな?」
という事が、CASIOの腕時計では見られないのだ。
GARMINのInstinct Dual Power サーフエディションは、合計3日分のタイドグラフが分かるので、とても便利だ。スマホと連動しておけば、最新のタイドグラフを勝手に更新してくれている所も高評価。
防水性能
防水性能では、圧倒的にGBX-100の勝利だ。
防水性能 | |
WSD-F30 | × 5気圧防水 |
GBX-100 | ◎ 20気圧防水 |
Instinct サーフ | ○ 10気圧防水 |
海で安心して使うには最低でも10気圧防水は欲しい所。WSD-F30の5気圧防水は、生活防水レベル。弱い雨や、手洗いの時に付けてても大丈夫なレベルの防水性能だ。SUPやサーフィンで使うには心配というか、おすすめできない。
その点、GARMINとGBX-100は、サーフィンモデルと謳っているだけあり、激しい動きにも充分安心して使えるレベルだ。
電池の持ち
電池の持ち | |
WSD-F30 | △ 2日程度 |
GBX-100 | ○ 2年 |
Instinct サーフ | ○ 1週間程度 |
スマホと連動しながら通知機能や釣りアクティビティなど、機能をフルで使った状態での目安。
CASIOのWSD-F30は、スマホ並の操作性で、カラー液晶の完全スマートウォッチなのでやはり電池の減りが早い。充電も面倒くさいし、電池の減りも気になって仕方ない。
GBX-100は、リチウム電池なので、長い期間電池交換の心配をする事もないが、いざ電池交換を使用という時に、専門店に持っていく事を考えるとやや面倒くさい。
GARMINは、ソーラー充電対応とはいえ、外にいないとフルパワーで充電ができないので、あくまでもソーラー充電は補助的充電と考えた方がいい。しかし、スマホ連動でここまでの充電の持ちは充分満足できる。
WSD-F30がおすすめな方
アウトドアスマートウォッチとして使われなくなってしまったWSD-F30だが、もちろんいい所もたくさんある。私自身、初めて手にした時は、その機能性にとにかく驚いた。
見やすさ重視の方向け
WSD-F30はカラー液晶で見やすい。その分電池を食ったり、昼間の直射日光が当たる時では見にくかったりするが、普段使いでカラー液晶はやはり見やすいし分かりやすい。
操作性重視の方向け
WSD-F30は、画面を触って操作ができるので、スマホ感覚でとても操作がしやすい。地図は、ボタンで拡大縮小もできるが、スマホでの操作と同じように、指で拡大縮小もできるので、直感的な操作が可能だ。
しかも、とてもスムーズに動くので最初は本当に感動した。あなたが操作性を重視したいならWSD-F30はとてもおすすめだ。
GBX-100がおすすめな方
タイドグラフ、日の入り日の出時刻、潮汐差、月齢、欲しい海情報が1つの画面だけで分かるのがとても優秀。画面切替もできて表示パターンもある程度は変えられるので、当日のタイドグラフさえ分かれば良いという場合は、CASIOのGBX-100が最強だ。しかも2万円代の価格。腕時計として選ぶなら、GBX-100でかなり満足できるはずだ。
運動の記録をしない方向け
WSD-F30とInstinct Dual Power サーフエディションは、釣りアクティビティという、釣りの時にどういったルートを通って、どこで魚が釣れたのかを記録できる機能がある。GBX-100はそういった機能がない。
特に運動の記録をしないで、タイドグラフだけが分かればいいという場合、GBX-100が一番シンプルで分かりやすいだろう。
最先端を求めていない方向け
GBX-100はタイドグラフと時計に特化している「THE・海時計」。指で触って色んな操作ができたり、自分の行った場所を記録できる機能が必要なければ、必要最低限の情報が1つの画面で分かるとても便利な腕時計だ。
バックライトがチープな感じだが、シンプルイズベスト。最先端の機能を求めていなければ、GBX-100がおすすめだ。
進化が止まらない釣り用スマートウォッチ
今の所、GARMINのInstinct Dual Power サーフエディションが、釣り用で一番おすすめする腕時計だが、実際はどのモデルもメリットデメリットがある。どのモデルも甲乙つけるの大変で、実際に使ってみて、私は今GARMINに落ち着いたといった感じだ。
これからも、腕時計の進化は止まらないと思う。今自分に合う時計はどれなのか?これからずっと使っていくにはどの時計がいいのか?参考になれば嬉しい。
では、良いフィッシングライフを!