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買っちゃダメ!釣り用スマートウォッチでINSTINCT TIDEをすすめない理由

rrrunchan
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GARMINのINSTINCT TIDEを使って約1ヶ月が経った。釣りに、SUPに、カヤックに、INSTINCT TIDEは、海のアクティビティにぴったりな最高の腕時計だ。

なんといっても、ほぼこの機能のためにINSTINCT TIDEを買ったという素晴らしい機能が、タイドグラフ(潮見表)だ。

INSTINCT TIDEはタイドグラフが現在地から測定できる。タイドグラフ画面から、表示したいポイント選択で「現在地」と指定すると、今自分がいる場所をGPSが拾い、そこから一番近くのタイドグラフ3日分を取得できるという、他の腕時計にはないとても素晴らしい機能だ。

潮汐表で「現在地」を選択すると…
今いる一番近いポイントの潮汐表が出る

しかし、海用スマートウォッチとして最強の座についたと思われたGARMIN INSTINCT TIDEにも、欠点があった。

「どうしてこんな仕様にしたのGARMINさん!?」

という謎仕様があり、あなたが今INSTINCT TIDEを買おうかと悩んでいるのなら、どうか、買う前にぜひ一読してもらい、考え直してみてほしい。

今、INSTINCT TIDEは買うべきではない…。

INSTINCT TIDEの謎仕様

2ヶ月間INSTINCT TIDEを使ってみて、私が実際に使いにくいと感じた謎仕様をいくつか紹介する。

この仕様では絶対に困るという訳ではないのだが、ここまでハイパフォーマンスなスマートウォッチなのにどうしてそこできなかったの?という、直したら最高評価をあげたくなるポイントだ。

謎仕様①時計画面にタイドグラフが出ない

INSTINCT TIDEは潮位も出る


INSTINCT TIDEは、GARMINのINSTINCTシリーズで唯一タイドグラフ(潮見表)が見られるモデルだ。

 

GARMINのINSTINCTは3モデル

 

  1. 通常モデルのINSTINCT
  2. 海モデルのINSTINCT TIDE
  3. ミリタリーモデルのINSTINCT TACTICAL


私は最初間違って通常モデルを買ってしまい、タイドグラフを1日中探したが、もちろん出てこなかった。
INSTINCT TIDEはここ

INSTINCT TIDEのタイドグラフはとっても優秀だ。なぜなら、満潮干潮の高低差まで表示されるからだ。

潮汐表の高低差は、実際に磯釣りをする時に重宝する。
潮が高すぎると入れない磯もあるので、「この時間でこの潮位ならあの磯に入れて、何時までなら釣りができそうだ!」と、磯に渡る時の目安になる。スマホアプリのタイドグラフなら、ほとんどのアプリが潮位を出せるが、時計1つで潮位が出るのだからとても心強い。

しかし問題があった。

INSTINCT TIDEは、時計画面にタイドグラフが出ないのだ。どういう事かというと、画面の左上にタイドグラフが出ない。

出るのは、気圧、歩数、高度、心拍数という、海にはほとんど関係のないもの。気圧はあると釣りでも便利だが、だいたい天気予報で事足りてしまう。

気圧計
歩数計
高度計
心拍数

パッと時計を見て、上潮なのか下潮なのか、今どれくらいの潮なのか見る事ができるととても最高な時計だったのに!

GARMINさん!どうしてここにタイドグラフ(潮見表)出せない仕様にしたの!?

と声を大にして言いたい。これ、アップデートで改善されないものなのだろうか?

ちなみにこのタイドグラフ表示されない問題、新型のINSTINCT DUAL POWER Surfでは改善されている。

謎仕様②日付の二重表示

INSTINCT TIDEは、文字盤に表示するものをカスタマイズできる。私のカスタマイズがこの表示。

そう…、日付が2つのエリアに表示されているのだ…。

曜日、月を見たければ日付もセット

曜日と月が見たければ、日付がもれなくセットで表示される。謎仕様だ。

GARMINさん!月の表記を英語表記ではなく数字にすれば、ひとつのエリアで全部表示できたんじゃない!?

と声を大にして言いたい。

謎仕様③登録地点名編集がアプリでできない

INSTINCT TIDEの素晴らしい点が、GPSボタンを長押しすると、その場所がポイントとして登録される事だ。登録したポイントは、ナビゲーションの目的地にしたり、アイコンを変えてお気に入りポイントにする事ができる。

もちろん、ポイントの名称変更もできる…。

のだが…、名称変更が、時計本体でしかできないのだ。名前を打つのがいちいち面倒臭い…。

文字入れがとても大変。面倒くさい

GARMINさん、どうしてアプリと同期させて地点名編集できるようにしなかったの!?

INSTINCT TIDEの頑張って欲しかった点

タフネスGPSアウトドアウォッチがキャッチコピーのGARMIN INSTINCT。3つの欠点を書いたのだが、ここをもう少し頑張ってくれればまだ良かったのに!と感じたのが、カラーバリエーションだ。

INSTINCT TIDEは2色しか選べない

INSTINCT TIDEは、GARMINのINSTINCTシリーズで展開されている3つのモデルのうちの1つだ。

通常の「INSTINCT」

6色展開で選び放題。黒、赤とか最高にシブい。

引用元:GARMIN公式サイトより

ミリタリーモデル「TACTICAL」

4色のカラーバリエーションがあるTACTICALモデル。色が最高にかっこいいモデルだ。このカモフラなんて、男心くすぐるデザインだ。女性が腕に付けていても、最高にかっこいいと思う。

引用元:GARMIN公式サイトより

海モデル「TIDE」

では、海モデルスマートウォッチ、INSTINCT TIDEはどうだろう?

引用元:GARMIN公式サイトより
引用元:GARMIN公式サイトより

なぜか2色のみ展開である。しかも、地味だ…。特に黒が…。

INSTINCT TIDEは、デザインが微妙なのである。

確かに、白はとてもかっこいいと思う。海モデルというだけあって、こんがり焼けた肌にこの真っ白い時計をつけると、かなりアクセントになってお洒落番長になれること間違いない!いかにも、THE・夏!といったデザインで、とにかくかっこいい。

なのに、このデザイン何がダメなのかというと、白すぎるのだ。

つまり、とにかく汚れやすい。汚れが目立ちまくるのである。サーフボードを脇に抱えればワックスで汚れるし、釣りポイントまでの道中、木とかに当たってしまえば汚れてしまう。

もっと、カラーバリエーションが欲しかった。というか、カモフラ欲しかった…。

どうしてINSTINCT TIDEは買いじゃないのか?

私は、INSTINCT TIDEを買ってから、海にも仕事にも常に一緒にいた。こちらの記事でも、INSTINCT TIDEは海用、釣り用、SUP用として、最強のアウトドアウォッチという事でおすすめしていた。

それなのに、どうして今度はINSTINCT TIDEをおすすめしないようになったのか?

それは、間もなく(8月下旬)INSTINCT TIDEの後継モデルが発売されるからなのだ。しかも、ソーラー充電対応と来た。もう、完全なるアウトドアウォッチなのである。

引用元:GARMIN公式サイトより

さらには、なんと8月下旬に発売されるINSTINCT DUAL POWERの海モデル、SURF EDITIONは、前述したINSTINCT TIDEの謎仕様①が改善され、タイドグラフが、時計と一緒に表示されるのだ!(謎仕様②、③は変更なし泣)は他にも様々なアプリの追加などもあるので、今、あなたが釣り用腕時計でINSTINCT TIDEの購入を考えているのなら、もう少しだけ待ってみてほしい。

釣りにはどのスマートウォッチがいいのか?

今では様々なスマートウォッチが発売されているが、釣り、SUP、カヤックに最適な腕時計はどれなのか?これは、好みによって人それぞれだ。

INSTINCT TIDEにもいい所と悪い所もあれば、CASIOのPRO-TREK Smartにもいい所悪い所はある。

あっちの時計にはあってこっちの時計になんでこの機能ないの?となってしまっては、ないものねだりになってしまうため、使う側である私たちがある程度妥協する事も必要だ。そうする事で、あなたにとって最高の相棒になりうる釣り用スマートウォッチに出会える可能性が広がる。

この記事が、あなたの釣りライフに少しでも手助けになっていれば幸いだ。

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ABOUT ME
じゅん
じゅん
東京湾のSUPマニア
東京湾でSUPフィッシングをしています。深夜からの大混雑な場所取りが苦手でSUPフィッシングを始めました。始めて3ヶ月目でまさかの78cmシーバスが釣れ、翌年秋にはワラサもたくさん釣れて、今ではどっぷりとSUPにハマっています。平政、ブリ、サワラ、鯛、太刀魚、カンパチ、シーバスを年中追いかけています!
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