東京湾奥、止まない鳥山。東京湾奥の海で潮下げ始めてからボイルが起こり出しました
2023年11月21日の東京湾奥での釣果です!
最初の1時間はアタリすら全くなく、もう諦めて帰ろうかなと思い始めていた頃からのロング鳥山発生でした!
2023年11月21日 青物の釣果は未だ聞かない湾奥
例年通りなら、ワラサやサワラなどの釣果はとっくに入ってきていて、盛大に盛り上がっているはずの東京湾奥なのですが、今年は全然青物の情報はなく、釣れていたとしても遊漁船で超単発の釣果のみ。堤防から届く範囲やSUPで行ける距離では今年も怪しい雰囲気になってきました。
なんと言っても、今年はイワシが全然いません!
堤防から釣れている情報もほとんどなくて、本当に2022年に続き、2023年の湾奥青物も不発で終わる可能性が出てきました😭
沖にいたイワシの群れ
期待を胸に海へ出ます。東京湾奥の海は基本的に穏やかなので、SUPやカヤックはとってもやりやすいです。この日も、2日前までは強い南風で波が高かったのですが、あっという間にフラットになりました。
今年はイワシが全然いない東京湾奥。堤防から釣れてもごくわずかで、この季節、釣果を常にチェックしている市原海釣り公園の釣果でもイワシがほとんど釣れていませんでした。
しかし、この日は沖にやっとイワシを確認する事ができました。SUPで漕いでいると水面に細かい波紋。よく見ると、イワシが口を大きく開けて何かを食べている様子が確認できました。堤防からは遠い距離ですが、連日の南風で入ってきてくれたのだろうか…?
アタリが全くない
イワシを発見して少し期待感が出るものの、1時間漕いでひたすらキャスティング。
使うルアーは秋の湾奥にはめっぽう強いジョルティシリーズ。色はキャンディカラーです。いつもジョルティを投げては中層位まで巻いて、ボトムに落としてまた巻いて…。と続けていると食ってくるはずなんです…。
今までこのやり方で、シーバス、ワラサ、タチウオと釣ってきたのですが、この日は全くアタリがありません。
一通り魚探に反応があるポイントも攻めたのですが、アタリが全くありません。
釣り開始1時間。帰ろうか悩み始める
アタリも全くなく鳥山もない。だんだん投げても釣れる気がしなくなってくるものです。
今日はもう帰ってゆっくりビール飲もうかな…。
だらけ神様が囁きます。
この日は、最近このポイントで良くお話しをしていたUnoken(うのけん)さんも海に出ていました。私が釣りしていたエリアより遥か南側で釣りをしていたので、帰りながらUnokenさんの様子を見に行こうと、帰る気持ち満々で向かいました。
距離にして1kmは漕いだだろうか?遠い場所にいました😅
すると…おや?鳥山?
潮下げ始めに突如現れる鳥山
時間は12時。上げいっぱいで潮止まりから下げ始めの時間帯でした。Unokenさんに辿り着く一歩手前で、突然鳥山が発生します。
小規模ながら、水面でも何かがボイルしている!!
バチャ!!
シーバスだ!
効いたのはサゴシチューンのジャーキング
とりあえず投げたのは付いていたジョルティ。
ボイルと鳥山めがけてキャスト!
着水して少し巻くと、すぐに食ってきます。
ググっ!
久々すぎるアタリ
きたっ!
こちらにすぐ寄ってくるけど、しっかりと引く!
上がってきたのはセイゴクラスの小さいシーバスでしたが、久々に釣れた魚はとても嬉しかった。
小規模ながら鳥山が止まなかった
少しすると、風が少しだけ吹き始めました。
これ以上吹くと釣りもやりにくいな。
と思っていたのですが。体感4m以上の風が吹く事はなく、ほぼ快適に釣りができました。この風が好転となったのでしょうか?風が吹き始めたとたん、コノシロの反応が出始め、コノシロボイルも起き始め、少し遠くには移動が速い鳥山も発生!
Unokenさんに遠くから呼ばれます。
「ボイル起きてます!」
急いで向かうとコノシロが吹っ飛んでいる!遠くに見える鳥山は移動が速い。
「移動速いならサワラですかね?」
今年は青物の反応をほとんど聞かない東京湾奥。
「追ってきます!!」
Unokenさんが少し先に見える鳥山に向かうと言うので、私もすぐ追いかけます。鳥山ってやっぱり興奮する。
たくさん釣れた60cm前後のシーバス
この日起きていたボイルの正体は60cm前後のシーバス。青物が混じってるかもしれないという期待もあったので、使うルアーはサゴシチューン。高速のジャーキングにとても高反応でした。
釣れたシーバスは回遊系なのでしょう。尾びれに切れ目はほとんどなく、とても力強く立派なシーバスでした。
一匹だけお持ち帰りしたのですが、お腹には立派な白子が入っていました。
2023年の東京湾奥、青物で賑わう事はこの先あるか分かりません。単発ながら、船からなどは釣れていたりするみたいなのですが、もう少しだけ湾奥青物を狙っていきたいと思います!
東京湾奥でシーバスが高反応だったルアー
東京湾奥では基本的にジョルティシリーズを使う事が多いのですが、この日はジャクソンのサゴシチューンがとっても高反応でした。アクションは普段あまりやらない高速ジャーキング。ジャーク中にいきなり食ってくる瞬間は本当にエキサイティングです!
ルアー:サゴシチューン
東京湾奥のサワラ狙いルアーと言ったらこれ。小型ルアーながら重さもあり飛距離抜群。ブリブリ泳ぐルアーでしっかりアピールしてくれます!
ロッド:シマノ ワールドシャウラ 1604SS-3
不意の大物もちゃんと対応できるダイナミックながら繊細なロッドです。1.8mの長さはSUPフィッシングで取り回しが効きやすくおすすめのロッド。
リール:22エクスセンスDC
東京湾奥のエリアで使うルアーは重くても60gくらいなので、エクスセンスDCが使いやすいです。ブリクラスとも戦えます。
SUPとカヤックで鳥山追いかけた日の動画
この日はSUPで10km漕いでいました。小規模ながら、30分以上続いた鳥山が出てきて釣りをしています。