SUP腕時計
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使用期間4年。SUPと釣り用の腕時計として使い続けたGARMIN「Instinct」の本音レビュー

rrrunchan
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この記事の目次
  1. SUPを始めて4年。今もなお現役で使っている腕時計
  2. GARMIN Instinct シリーズに辿り着いた理由
  3. 私が釣りとSUPで使っているInstinct 2Xの機能
  4. GARMIN Instinctの欠点
  5. 他の時計とも比較していた
  6. 実際にInstinctを使うとこんな感じ
  7. 普段使いで使っている機能
  8. Instinctを使う強みとは何か?
  9. 4年間Instinctシリーズを使って感じた事…
  10. Instinct 2Xの“ここを改善してほしい!”
  11. 釣りと健康ログ用腕時計にGARMIN Instinct 2Xという選択

SUPを始めて4年。今もなお現役で使っている腕時計

SUPを始めて4年がたちました。SUPを始めた4年前からずっと、今でもなお使っている腕時計が、GARMINのInstinctシリーズです。私が一番この時計で使っている機能が、潮汐表を見る事と、SUP、釣りの記録を残す機能です。

今回のモデル、Instinct 2Xは、今まで使っていたInstinct Dual Power Surf editionではできなかった、睡眠のログや、今の体の状態など、常に身につけておくと体の状態を数値化できるので、普段使いはもちろん、寝る時も筋トレしている時も、本当に24時間付けっぱなしです。

SUP4年目の今でもまだ使い続けている腕時計が、このGARMIN Instinctシリーズです。

GARMIN Instinct シリーズに辿り着いた理由

一番の理由は、タイドグラフが2日分見られるから。という理由でした。

24時間分のタイドグラフが見られる腕時計はいくつかあったのですが、2日分のタイドグラフを見られるのはGARMINのInstinctシリーズだけでした。ちなみに、もし当日分のタイドグラフで十分なら、CASIOのGBX-100が最強です。GBX-100はパッと見で全て分かるので、タイドグラフを見るための釣り時計としては本当に最高でした。それでもGBX-100を手放してしまったのは、24時間分のタイドグラフまでしか見られない事と、Instinctシリーズは、SUPの速度を測ったり、記録を残したりする事ができるからなんですよね。

魚探でもスマホアプリでも、今のSUPの速度を測る事はできるのですが、記録して後から細かく見返す事ってできないのではないでしょうか?

Instinctは、SUPをしている時の速度はもちろん、パドルを漕いだ回数や心拍数、1漕ぎあたりに進んだ距離など、こんな事分かるの!?って位面白いほどいろんな項目が測定できます。釣りもSUPもただの釣りとSUPで終わらせないのがGARMINのInstinctです。

釣りを始めた頃、タイドグラフが手軽に見られる腕時計を色々探し、いくつかの種類の腕時計を購入。数にして4〜5個。確かに魅力的なモデルばかりだったのですが、色々な理由があり、結果、最終的に辿り着いた時計が、GARMIN Instinctシリーズ。当初は満足いく時計に出会えず、お金を使いすぎて今更ながら後悔しています…。

GARMIN Instinctの最新シリーズInstinct 2Xは、どのモデルでも釣りには欠かせない潮汐表を見る事ができます。(後で詳しく触れますが、過去のInstinctシリーズで、潮汐表が見られるのは、海特化のモデルだけでした)しかも、2日分のタイドグラフまで見る事ができます。この機能は他の時計にはまずない機能。腕を見れば今のタイド状況、何回かボタンを操作すれば、次の日のタイドグラフが見られるのは、やっぱり便利です。

スマホに連動しておけば、常に新しい情報に更新してくれるので、スマホを出してタイドグラフを見る必要がなくなりました。スマホ触ってると、何か遊んでいると思われがちな職場でも、ごくごく自然にスマホで遊んでいると思われずにタイドグラフを見ることできるようになります!

私が釣りとSUPで使っているInstinct 2Xの機能

私がSUPの時にこの時計でメインで使っている機能は

  • 手元でサクッとタイドグラフ確認
  • 釣れたポイントの登録と編集
  • SUPの速度や経路の記録

です

Instinct 2Xには、ランニングやサイクリング、筋トレなど、様々なスポーツの記録をとってくれるアプリ機能があります。速度や経路の記録や、インターバルの練習メニューを組んで行ったりと、使い方はとても様々。

数あるアプリの中で、私がメインで使っているのは

  • 潮汐表
  • SUP
  • 釣り

です。ひとつずつ解説していきますね!

【潮汐表】タイドグラフが2日分見られる

Instinct 2Xは潮汐表が2日分見る事ができます。(たまに3日分出る時もある)

タイドグラフを見られる時計はたくさんあるのですが、2日分見られる腕時計はなかなかなかったんですよね。それがInstinct 2Xだとできます。

最初は、タイドグラフを見るのにスマホあれば十分でしょ!と私も思っていたのですが、実際にInstinct 2Xの潮汐表機能を使ってみると、なかなかに便利。

一度設定してしまえば、見たい場所をお気に入り設定する事もできます。あらかじめ座標で地点検索したり、GPSで現在地を検索すれば、今いる場所に一番近いタイドグラフを見る事もできます。

Instinctならスマホを出さずにできるので、それが本当に便利です。

【SUP】今乗っているSUPの速度が測れる

SUPに乗っていると、今の自分の漕いでる速度はやっぱり気になるものです。Instinct 2Xは、速度はもちろん、ストロークレート、一漕ぎで進んだ距離、最高速度、などなど多彩なデータを記録してくれます。

釣りしている時はあまり速度は気にしないのですが、SUPだけで練習をする時はスピードもとても重要。

自分が目指したい目標距離や時間を設定すると、その目標に対して今自分が先行しているのか遅延しているのかどうかの表示をする事もできるので、練習していてもペースがつかみやすくモチベーションにも繋がります。

Instinctはインターバル練習メニューを組む事もできます。何mSUPを漕いだら何分休憩など、一人でも距離と時間を測るのは時計に任せられるので、とっても練習がやりやすいです。100m漕いだら30秒休憩など、セットの組み方もカスタムできて、ブザーで距離を教えてくれるので、とても便利。

【釣り】釣れた場所と気になった場所の登録

釣りアプリで記録しているのは、釣れた場所と何か気になった場所の登録です。そしてすごいのが、後からスマホアプリで地点の名称編集などもできる事。

Instinctで釣りアプリを起動している時は、GPSボタンを押すと、釣れた魚の数の記録やポイント登録をする事ができます。釣れた魚の数を記録した時は、数だけではなく記録した地点も登録してくれるので、また同じポイントに戻る時は、時計を見ながら戻る事もできます。

登録したポイントはスマホアプリで編集可能!(めちゃ便利!)

とてもすごいのが、記録したポイントは、スマホアプリ「GARMIN Explore」で編集する事ができます。このアプリの存在を知るまで、私は腕時計本体でポイントの名称を変更していました。漢字も打てないし、英字でも打つのが大変でそれはそれはもう、とにかくめんどくさかったです(笑)

「GARMIN Explore」を使えば、地点名編集も楽です。もちろん、あらかじめ行きたいポイントをスマホアプリ側から登録しておいて、Instinct 2Xに送信する事も可能です。海図を見て魚礁や狙いたいポイントを登録して、Instinctに送信。釣り当日はナビを見ながら目的地に向かいます。

Instinct 2Xを使えば、自分だけのポイントマップが作れてしまいます!

GARMIN Instinctの欠点

色々買って試して最終的に選んだ海用腕時計は、Instinctシリーズだったのですが、もちろん欠点もありました。GARMINの腕時計は色々なシリーズがあるだけに、本当に自分に合った腕時計選びが大切です。

快適さを求めるならInstinctはおすすめしない

スマートウォッチって、今では画面を指で触れて直接、直感的な操作をするのが主流です。GARMIN Instinctシリーズはそれができません。操作は全部物理ボタンのみ。画面をスワイプして操作という事はできません。

もし、画面をスワイプなどして直感的な操作をしたい方、カラー液晶で見やすい腕時計をお探しの方は、Instinctシリーズではなく、他のシリーズ、もしくは他のメーカーさんの腕時計をおすすめします。

といっても、慣れれば物理ボタンは操作はしやすいですし、モノクロ画面もむしろシンプルで見やすくなります。慣れてしまえばなんて事ありません👌

決して安くない価格

カラー液晶でもなく指スワイプもできない腕時計なのに、価格は7万円台。アマゾンで買っても6万円後半です。果たしてそこまでの機能の腕時計に大金を払えるでしょうか?

このInstinct 2Xに、あなたが求める機能が搭載されていなかったり、あまりにも高性能すぎるなと感じたら、おすすめはできません。今あなたが求める機能が一体何なのか?じっくり吟味してみて下さい。

女性には大きいかも…

GARMIN Instinct 2Xは画面サイズが51mmあります。このサイズは決してコンパクトとは言えないサイズです。男性が付けて少しゴツゴツ感があってカッコいいのですが、女性の腕には少し大きそうです。

もう少し小さいサイズでは、Instinct 2Sというモデルがあります。アウトドアっぽいデザインではありませんが、サイズ感は小さいので女性でも邪魔になりません。

Instinct 2Xは、寝てる時の心拍数や、体の状態を測れる優秀な腕時計なのですが、女性には少し大きいかもしれません。と言っても、逆に女性が私のモデルと同じTactical Editionを腕に付けていたらアウトドアむき出しで最高にカッコいいと思いますけどね☺️

他の時計とも比較していた

タイドグラフを見られる腕時計で、釣りとSUPに使えそうな腕時計は色々試しました。実際、タイドグラフが見られる腕時計はたくさんありました。しかし、SUPやアウトドアでバリバリ使うと考えた時にはそれぞれ欠点があったんです。

私が今まで候補に入れて、実際に購入して試した時計がこちらです

  1. GWX-5600
  2. WSD-F30
  3. GBX-100

色々候補に上がって、実際に買って試したのはこの3種類。

GWX5600は潮汐表のポイントが少なかった

頑丈でソーラー充電という点ではまさに最高の時計でした!が…。

最初に買ったGWX-5600C-4JFは、潮汐表の登録ポイントが少なかったです。タフソーラーで20気圧防水という海には最高な使える腕時計だったのですが、唯一の欠点が、見ることが出来る潮汐表ポイントが少なすぎると言う事でした。

GWX5600で潮汐表が見られる日本のポイント
  1. 江ノ島(神奈川県)
  2. 下田(静岡県)
  3. 式根島(東京都)
  4. 御前崎(静岡県)
  5. 伊良湖(愛知県)
  6. 和歌山(和歌山県)
  7. 甲浦(高知県)
  8. 細島(宮崎県)
  9. 西之表(鹿児島県)
  10. 名瀬(鹿児島県)
  11. 那覇(沖縄県)
  12. 仙台(宮城県)
  13. 相馬(福島県)
  14. 鹿嶋(茨城県)
  15. 上総勝浦(千葉県)

以上が、GWX-5600で見る事ができる日本の潮汐表のポイント一覧。私が主に活動している千葉県に関しては、勝浦の一ヶ所しかない状態だったんです。使い勝手はとても良くてタフな腕時計だってのですが、使ってみて数ヶ月で手放してしまいました…。

WSD-F30は電池の持ちと潮汐表で厳しかった

カラー液晶で先進的な操作は本当に最高な時計でした!が…。

液晶を指で画面をスワイプして直感的な操作ができ、アウトドアスマートウォッチとしてはまさに最強の腕時計でした。しかも、カラー液晶はやっぱり見やすい!

しかし、どうしても煩わしい毎日の時計の充電…。WSD-F30はカラー液晶(設定でモノクロもできます)でタッチパネル操作ができると言う使い勝手の良さもあり、電池の持ちは良くありませんでした。モノクロにして機能制限すれば電池の持ちも伸ばせるのですが、機能制限してしまったらそれはもう、もはやスマートウォッチじゃなくても良くなるし…。

GPSオンにして液晶をカラー設定にしていれば、大体2日に1回は充電が必要になる使用感でした。

2日に1回の充電は面倒くさい…。といった理由から、WSD-F30は使わなくなってしまいました。iPhoneとの連動性もあまり良くありません。タイドグラフは、カラー液晶でとても見やすく、表示できる地点は日本で713箇所、千葉県は19箇所と、申し分なかったのですが、最新24時間分までしか表示できないので、手放してしまいました…。

GBX-100は見やすくて情報量も最高だった!のですが…

ちょうど色々悩んでいる時に出てきたモデルがGBX-100でした。

潮汐表はパッと見で分かるし、しかも細かい。もうこれしかない!と思ったのですが…。

この時計を手放してしまった理由は、24時間分の潮汐表しか見られない事でした。前述したWSD-F30もそうなのですが、カシオの時計は最新24時間分しかタイドグラフが見られません。

潮汐表は最新24時間分表示できれば十分なのでは?

確かに、最新24時間分が表示できれば十分!と言えば十分です。が、実際に使ってみると、1日先の潮の状況を見たくなる時が来るんですよね。

少し想像してみて下さい。

金曜の朝。今日終われば土日が休み。
土曜はあいにくの雨。
じゃあ日曜に朝まずめから攻めよう!
とタイドグラフを見ようとしたけど、24時間分しか見られないので結局スマホを取り出して確認する…。
せっかくのスマートウォッチ。どうせならスマホを取り出したくない!落とすし!

今日その日の潮周りを確認するのはまさに最強の腕時計だと思います!釣り人にとって知りたい情報がパッと見で分かりやすく表示されているのは、流石に唸らされる出来栄えなんです!どうせなら3日分位はボタン操作だけで見られるようにして欲しかった😭

あとは、液晶を照らすライトがそこそこチープでした。

実際にInstinctを使うとこんな感じ

実際にSUPと釣りでGARMIN Instinct 2Xを使うとこんな感じです。

SUPで使う時のInstinct 2Xの設定

SUPを漕いでスピードなどを測る時は、SUPアクティビティを使用します。

  • 距離
  • 速度
  • 経過時間
  • ストローク数
  • 1ストローク毎の進んだ距離

など、たくさんの項目が計れます。500m進んだ毎にアラートがなる様に設定をして、何分で何m漕いだかリアルタイムで見る事ができます。面白いのがバーチャル何ちゃら。自分の設定した目標(3kmを20分で漕ぎたい!など)設定しておくと、今のペースが遅いのか?速いのか?表示してくれてとても楽しいです。

他にも、トレーニング機能として、インターバル機能もあります。100mのセットを5本するなど、設定すれば色々なインターバルを組めます!

釣りで使う時のInstinct 2Xの設定

SUPフィッシングをする時は、釣りアクティビティを設定します。もちろんこの機能はロックショアや堤防釣りなど、どんな釣りでも使えます。

どんな事ができるかと言うと、

  • 釣れた魚の数
  • ポイント登録

基本的に私が釣りで使う時に重視している機能はこの2つ。魚が掛かった時や釣れた時に、すぐに登録したいポイント登録。釣りアクティビティ中に、GPSボタンを押して釣果を記録すれば、ラップとして記録され、座標も登録してくれます。

しかも、登録したポイントは後から専用のスマホアプリで見直す事もできれば、地点名編集もできます。

普段使いで使っている機能

Instinct 2Xは、私が以前使っていたモデルから大きく進化しました。

  • 睡眠の評価
  • Body Battery
  • LEDライト

など。今までのモデルにはない機能がたくさん追加されました。SUPや釣りをする時以外でも、私は常に時計を身につけて、体の状態を記録してもらっています。

【朝】朝起きたら自分の睡眠評価を確認!

朝起きてまず、昨日の睡眠がどれほど体に休息を与えられたのかを確認しています。

  • 浅い眠り、深い眠り
  • レム睡眠、ノンレム睡眠、覚醒

と、グラフで分かりやすく表示してくれるのと、睡眠の採点をしてくれます。あまりに寝ていなくて睡眠の評価が低いと、「もっと体を休ませましょう」と叱られる事だってあります。

【昼】仕事中はBody Batteryで疲れ具合チェック

あくまでも数値上ではありますが、自分の体力を見る事もできます。面白いのが、前の日にお酒などをたくさん飲んで寝付きが悪いと、睡眠評価も45点とかで、Body Batteryが朝から30にいかない事もあったりします。

その時は、職場に着いた頃にもう20を切っていました。

【夜】筋トレでは心拍、水泳では記録とメニューの確認

ジムでは、10分間のランニングから始めて、各部位の筋トレをします。筋トレ時にInstinctのアプリは起動していません。メニューは他の筋トレアプリでメニューを組んでいるので、Instinctで見ているのは主に心拍くらい。

筋トレ後の水泳では、700mを泳ぎます。メニューはGARMINのスマホアプリであらかじめ組んでInstinctに転送、プールで実際にメニュー通りに泳いでいきます。

泳ぐ距離や休憩時間など、細かく設定しているので、ほぼ時間通りにメニューをこなせます。

【家】帰宅後は、今日のログを見返す

一日の記録が全てされているので、今日一日がどんな感じだったのか、ざっと見返します。
今日は睡眠評価が低かったから少し早く寝よう。とか、水泳のタイムもう少し頑張って縮めよう。とか、結構ポジティブになれたりします。

【寝】寝る時にはLEDライトを照らして寝床へ

私は部屋の電気を真っ暗にして寝るのですが、普段は、電気を消してスマホのライトを付けて寝床についていました。それが、今ではInstinctのLEDライトで周囲を照らしてベッドに行っています。明るすぎず暗すぎず、緑の灯りがちょうどいいんです。

Instinctを使う強みとは何か?

では、GARMIN Instinct 2Xの強みとはいったい何なのか?カラー液晶でもない!スワイプ操作もできない!時代遅れ感さえあるスマートウォッチなのに、4年間もどうして使っているのでしょうか?

それは、近未来な使用感は捨てて得たタフさ、慣れるほど使いやすくなる操作感、アナログチックなのに欲しい情報はしっかり見られる!という、海使いにちょうど良い使い勝手がGARMIN Instinct 2Xにはあるからでした。

慣れれば慣れるほど快適になる物理ボタン

物理ボタンの操作が慣れるととにかく快適です。

画面スワイプの直感操作ができてもとても使いやすいと思うのですが、物理ボタン操作は、慣れていけば画面を見ずに操作する事もできます。

昔ガラケーを使っていた方なら分かると思うのですが、メール打つ時にボタンを見ずに文字を打てていたように、Instinct 2Xの物理ボタンも、感覚で操作できるようになってきます。

昔の学生時代の授業中、机の下に携帯隠して画面見ずにこっそり友達とメールをやり取りしていたのを覚えています。Instinct 2Xの物理ボタンもその感覚です。

残りの電池をほぼ気にしなくて良い

 普通に使っていて3週間はもつ使用感です。特にアプリなどを使用しなければ、1ヶ月は軽くもちます。

スマートウォッチって電池の減りが早いものです。私が高性能のアップルウォッチを候補から外した要因はこの電池のもち。どれだけ高性能でも、毎日時計の電池を充電するのは面倒くさい。毎日の充電はスマホで十分😭と言うのが私の考えでした。

私はスマホの充電でさえたまに忘れてしまいます。そこに毎日充電が必要な別のデバイスが現れたら…。絶対にどっちかが充電不足で一切機能させなくしてしまう事は分かっていました。

Instinct 2Xは、ソーラー充電もあり、バッテリーのもちが別格です。充電忘れた翌日が釣りだったとしても、心配はありません。しっかりと機能してくれます。

カラーを捨ててまで得たバッテリー性能

モノクロ画面も意外に見やすいです。

カラー液晶はとっても見やすいのですが、画面をモノクロにしてまで得られた機能が、ロングバッテリー機能。カラー液晶にすると、当然バッテリーを食ってしまいます。そこをモノクロ画面にする事で、より長く使えるアウトドア特化の腕時計として頼れるモデルとなりました。

スマートウォッチモードでは、全シリーズ中最長の40日間と言う駆動スペックを誇ります。もちろんソーラー充電対応なので、実際に外で身に付けていれば、その時間はもっと増えます。

実際、モノクロでも不便は感じません。余計な情報と操作がない分、パッと見で見たい情報が分かりますし、使いにくさは感じていません。

カスタマイズできる時計画面

GARMIN Instinct 2Xのメイン画面(ウォッチフェイスと言います)は自分好みにカスタムできます。

この時計に何を表示してもらいたいかは、あなた好みのカスタムができます。これは、ウォッチフェイスという、基本表示画面です。

  • 何をメイン表示させるか?
  • どれくらい情報を表示させるか?

私がメインで表示させているのは、これです。

画像

有料表示の項目もありますが、価格は¥1200ほどでロック解除しました。釣りには欠かせない潮汐表。時間。日の出、日の入りの時間。などなど。
この表示は「Connect IQ」というGARMINのアプリからダウンロードしました。Connect IQとは、GARMINの時計のウォッチフェイスをカスタムしたり、時計用アプリをダウンロードできるアプリです。

GARMINのConnect IQというアプリを使えば、もっと面白いくてお洒落なウォッチフェイスもあります。>>>Instinct 2Xで試したウォッチフェイス。おすすめはこれ

何を表示させるかはあなた次第。

シンプルな表示もできますし、たくさんの情報を表示させる事も可能。

私はSUPと釣りメインでこの時計を使っているので、日の入り、日の出時間メインに、あくまで目安ですが、風速、天気も表示させています。もちろん、その分バッテリー消費は多少増えますが、この状態で大体20日位は持ちました。

タフな使用に耐えられる作り

GARMIN Instinct 2Xは米軍のMIL規格と言うものに合格しています。つまり、過酷な状況でも使用し続けられると言うものです。アウトドアは結構過酷なもので、タフな腕時計は長く使える安心感があります。

ストレスと恐怖から解放されるライト機能

このLEDライト機能がほんっとうに便利です。

スマホ落として壊した経験ってありますよね?私は過去に3回くらい壊した経験があります…。買って1週間のiPhone5Sを落として割った過去の経験…。あの時のショックと言ったらもう…。

特に釣りやアウトドアでは、常に明るい環境ではなく、結構暗い環境の方が多いはず。片手は荷物を持っていて両手が使えないという事も結構ありますよね。しかも、荷物がたくさんあるアウトドア、スマホ出してどこかに置いたら無くしてしまったり…。無くしたスマホを探すのにまた時間を取られてしまったり…。

そんな時にとても便利なInstinct 2Xの機能が、LEDライト機能です。最初はあまり使わないんじゃないかなと思っていたのですが、それがもう便利便利。

釣り行く時は大体朝まずめや夕まずめの暗い時間帯を狙う事が多いと思うのですが、朝まずめに合わせて準備をする時間帯って当然真っ暗ですよね。真っ暗な時間で何かを探す時、今まではスマホのライトを照らす事が多かったのですが、それがなくなりました。腕に付けたInstinct 2Xでそのまま周辺を照らす事ができます。これがまたそこそこ明るいので、スマホを探す手間もなくなり、暗い環境でスマホをポケットから出して落とすリスクや、照らした後にどこかに置いて無くすリスクが格段に減りました。これはもう、ストレスからの解放でした。

暗い時にスマホをポケットから出すから落として壊すんです。壊さなかったとしても、どこに置いたか分からなくなって無くすんです。(私は特にすぐ無くします)

スマホは今や20万円はする超高級品。

落として割って画面修理すれば、最新型となれば修理金額5万円以上。

GARMIN Instinct 2Xを身に付ければ、スマホを取り出す必要はありません。GARMIN Instinct 2Xに付いているライトの機能は思っている以上に優秀です。ちょっとした時にパッと周りを照らしたい時、GARMIN Instinct 2Xから光を出せば良いんです。腕時計の光と侮ること勿れ。

これがもう、ほんと、明るくて超有能。

暗がりでもうスマホ割ったり無くす事はなくなります。

やっぱり便利!すぐに見られる潮汐表

やっぱりこれが一番大きいです!他の時計にはない、2日分のタイドグラフが見られるのは強いです。今日だけじゃなくて明日のタイドグラフが腕時計でパッと見られるのはとても快適。

表示したい場所も複数個登録できるので、とても使いやすい!

もっと先まで見られればより良いのですが、2日分見られるだけでも今は十分と思っています!(たまに3日分見られる日もありますが、アップデートでもっと安定するかも)

4年間Instinctシリーズを使って感じた事…

SUPフィッシングを始めてから、GARMINのInstinctシリーズを使い始めて4年目になります。最初は間違ったモデルを買ってしまったりと失敗した事もありましたが、相変わらず、今でも腕で活躍してくれています。SUPや釣りはもちろん、仕事中でも筋トレ中でも付けているので、常に情報を記録してくれる相棒みたいな時計です。

最初は、全部数値化されるのに抵抗があったし、睡眠記録やBody Batteryなど、「使わないだろうなぁ…」と思っていたのですが、ここまで正確に数値やグラフが出て、自分が感じる体の状態と近いので今では面白くてどんどん記録してもらっています。

結局はスマートウォッチなので…

結局のところ、Instinct 2Xもスマートウォッチです。スマホを取り出して情報の同期とか、少し複雑な操作が面倒な方にはおすすめできません。

SUPや水泳のインターバル設定とか、釣りの記録や地点編集など、機能を使いこなすにはそれなりの慣れと理解が必要です。機能は実際これ以外にももっとあります。

操作覚えるもの面倒だし、難しそう…。と感じたら、他の腕時計を選ぶ方がいいかもしれません。操作だけで投げ出してしまったら時間もお金ももったいないですからね☺️と言っても、Instinctの物理ボタンは慣れると本当に使いやすいです。

全シリーズで潮汐表が見られる様になったのは◎

今までのInstinctシリーズは、

  • 通常のInstinct
  • ソーラー充電対応のInstinct
  • 海仕様のサーフエディション
  • ミリタリー仕様のタクティカルエディション

と4種類もありました。
実は私、過去にこれで失敗しています。

タイドグラフはどのモデルでも見られるものだと思い、普通のモデルを買ったんです。すると、どうやってもタイドグラフが出てこないんです。よくよく調べたら、タイドグラフが見られるのはサーフエディションだけだったんです。

すぐに売ってサーフエディションを買い直しました。もったいない…。

あと、デザインがアウトドアっぽくて最高にカッコいいのは、もちろん好みもあると思いますが、タクティカルエディションです。過去モデルではデジタルカモ柄があったり、コヨーテ色があったりで、とてもカッコいいのがタクティカルエディションでした。

しかし当然、当時のタクティカルモデルはタイドグラフを見る事はできず…。タイドグラフを見るにはサーフエディションを買うしかなかったんです。

しかし!

なんと、今回のInstinct 2Xから、全モデルでタイドグラフを見る事ができるようになりました。もちろん、色がカッコいいタクティカルエディションにも標準装備です!これは本当に嬉しい!これで、本当に自分が欲しい色を選ぶ事ができる様になりました。ホント、GARMINってこういったユーザーの声もちゃんと聞いてくれている所が嬉しい。

今現在の潮汐表だけで十分な方ならGBX-100

パッと見でInstinct 2Xより情報が細かく、分かりやすいのはGBX-100です。タイドグラフが細かく表示されているので、今現在のタイドグラフが知りたい、という場合はGBX-100の方が価格も安いですし、釣り時計として使うには十分な機能性を持っています。SUPの速度を測らない、地点登録や来た道のログをとる必要がない方なら、問題なく満足できる性能です。

Instinct 2Xの“ここを改善してほしい!”

気に入って普段から使っているGARMINのInstinct 2Xですが、気になる点もあります。人それぞれ好みがあるように、全ての人に気に入られる商品はとても少ないものです。

Instinct 2Xを使っていて、どうしても改善して欲しい所を紹介します。

潮汐表を常時表示させて下さい…(切実)

本当に切実なお願いなのですが、タイドグラフを基本画面に表示させられるようにして欲しい。切実に、Instinct使用している全海系ユーザーの願いです。確かに、サーフエディションの特別使用だという事は重々承知しているのですが、せっかく潮汐表が全部のシリーズで見られるようになったのだから、メイン画面で常に表示できるようにして欲しいです🥺

今はボタン数回押せばすぐ見られるのですが、我々こだわり強い系のアングラーは、一目見てどこまで分かるかにこだわりたいのです…。

これさえできるようになったら、本当に最強の釣り腕時計だと思います。

>>>潮汐表ウォッチフェイスが出たので買ってみたけど使わなくなった。

釣りアクティビティは釣り特化で!

Instinct 2Xは釣りアクティビティという、釣った魚の数の記録や、地点登録がしやすくなる、いわゆる、「釣りモード」みたいな機能があります。あなたもInstinct 2Xを手にしたらぜひ使ってみて欲しい機能なのですが、この機能をもっと釣りに特化させて欲しい!

機能自体はとても面白いのですが、釣れた場所の記録も後からアプリで見返すと、ラップとして記録されているだけで、いまいち分かりにくいんですよね。

釣りアクティビティは、速度とか歩いた距離とかは二の次で良いので、例えばその日の潮周りとか、釣れた時の風速など、現地の状況をより記録できたらもっと楽しいと思います!

アプリで地点登録とかしたい!と思ったら…

改善して欲しい点であげるつもりだったのですが、GARMINさんに問い合わせてみた所、まさかのアプリで地点登録、編集する事できました。

このアプリの存在を知るまで私は、腕時計本体で地点登録、名称も時計で編集、というとにかく面倒くさい使い方をしていました。

こんなの面倒くさい!しかも時計にしかデータ登録されてないから時計変えたらまた作り直さないとダメなのか!と思っていたのですが、全く違いました。

地点登録や座標編集、名称変更などができるアプリが、GARMIN Explorerです。これで地点名編集も問題なくできます。すごい。

釣りと健康ログ用腕時計にGARMIN Instinct 2Xという選択

SUPと釣りにおすすめ!

釣り、SUP、カヤックなど、あなたがアウトドア好きで何か腕時計を探しているなら、GARMINのInstinct 2Xはぜひ手にして欲しい腕時計です。

使い慣れるとどんどんと馴染じむ時計操作、アプリ連動で増やしていける釣れたポイント。腕時計としてだけではなく、後からデータを見ながらまた狙いたい場所を計画できる面白い時計です。

海向け機能の潮汐表だけでなく、日々の自分の体の記録、SUP、カヤックの速度やストロークレート、睡眠評価など、Instinct 2X ならではの機能がたくさんあります。

見た目も超アウトドア仕様。外使いでも仕事使いでも、間違いなく周りからの目を引く無骨さが本当にカッコいいです。ぜひあなたも、Instinct 2Xを腕につけて海に行ってみて下さい。

Youtubeでも紹介しています↓

ABOUT ME
じゅん
じゅん
東京湾のSUPマニア
東京湾でSUPフィッシングをしています。深夜からの大混雑な場所取りが苦手でSUPフィッシングを始めました。始めて3ヶ月目でまさかの78cmシーバスが釣れ、翌年秋にはワラサもたくさん釣れて、今ではどっぷりとSUPにハマっています。平政、ブリ、サワラ、鯛、太刀魚、カンパチ、シーバスを年中追いかけています!
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