コスパ最強!VJマニアの私はここ最近ジョルティマニアになりました。
シーバスゲームの超人気ルアー、VJ-16、VJ-22。人気なのには理由がある。一度はあなたも使った事があると思うが、とにかくこのVJシリーズ、釣れるのである。
シーバスルアーの中でこのVJシリーズは、「もはやシーバスのエサ」とまで言われてしまうほどのキングオブルアーである。
しかしこのキングオブルアーのVJシリーズにも欠点がある。
そう
それは
高いのである…
そんな、超節約家貧乏ルアーロスト恐怖症シーバスアングラーの目の前に現れたのが、
ジョルティーーーーーーーーー!!である。(ミキティーーーーーーー!!!)
私はこのコスパ最強、ミ、ジョルティーーーーー!!をあらゆるルアーマンにぜひとも使ってもらいたいと思っている。
VJ-16は1540円(税込)
VJ-22は1650円(税込)
ジョルティシリーズは1408円(税込)
132円〜242円の差だ!
え?そんなに変わらないって?それがそんな事は全くない。VJの良さを知っている、VJが釣れると知っているあなただからこそ、ジョルティを試してもらいたい理由があるのだ。
【関連】BOXに入れておくべきジョルティおすすめスタメンカラーはこれだ!
Blue Blue ジョルティ
ルアーにお金をかけずに釣りがしたい。ルアーロストが怖くて水面直下のトップしか攻められない。そんな私に彗星の如く現れたルアー【Blue Blue ジョルティ】
ジョルティはどんなルアー?
ルアーメーカーのBlue Blue が開発したぶっ飛び系のワーム。低価格設定ながら、食わせのアクションもしっかりしてくれる、ルアーフィッシングには持ってこいのルアーだ。
ジグヘッド部の重心を徹底的に研究し、キャストした際に風に負けず気持ちよく飛んでいく重心点を探り出しました。
空気抵抗を極力無くした専用ワームと合わせて使用する事で、誰が投げても気持ち良く飛んでいく安定した飛行姿勢と、そのクラス最高の飛距離を実現。リトリーブをすればローリングを伴い、強い波動で魚を誘います。サーフや磯、港湾などあらゆるところで活躍する喰わせる力抜群のワームが登場だ!!
引用元:BlueBlue株式会社
ジョルティのアクション
ジョルティのアクションは、ワームのしっぽふりふりとジグヘッドの特殊な形状から生み出されるローリングアクション。ふたつのアクションをするので【喰わせ】のアピール度がとても高い。
引用元:BlueBlue株式会社
ローリング
ジグヘッド部分の形状が水流を受け、ヨタヨタ泳ぐ終弱ったベイト泳ぎをする。
しっぽふりふり
ジョルティは、ローリングアクションに追加して、ワームのしっぽ部分がふりふりする。ローリングとワームの動きが合わさり、魚へのアピール度が非常に高いのだ。
おそらく普通のジグヘッドとの違いはこの部分だ。
通常ジグヘッドはワームででアピールするが、このジョルティはヘッドのローリングとワーム部分のふりふりで猛烈にアピールする。
ジョルティのラインナップ
現在ジョルティには15、22、30の3シリーズある。
あなたが使うシーンによって重さは使い分けてみよう。
小規模河川や、あまり飛距離が重要でないエリアなら15g、流れの強い磯やヒラメ狙いのサーフは22g、とにかく飛距離が欲しい、ボトムをすぐに取りたい場合は30g。
私の場合、磯や漁港で使う場合が多く、22gが丁度いい重さで愛用している。
COREMAN VJ-16とジョルティ22を比べてみた
私が今まで愛用していたとにかく釣れる、COREMAN VJ-16とジョルティの違いは何なのだろうか?実際に比べてみた。
ジョルティとVJの違い①【ラインナップ】
COREMANのVJシリーズは16gと22gのラインナップ。ジョルティは、15(23)、22(30)、30(38)gのラインナップ。()内の数字はワームを合わせた総重量だ。実際、コアマンのVJ-16の総重量は約20g。VJ-22が25g程度なので、シーンを合わせやすいのはジョルティだろう。
ジョルティとVJの違い②【泳ぎ】
VJシリーズはなぜ釣れるのか?
何といっても、VJシリーズの強みはフィッシュイーターから逃げようとするベイトアクションの演出ができるという事だ。逃げまどうベイトの泳ぎ方、つまり千鳥泳ぎという不規則に右左にステップをするような泳ぎができることによって、魚の「喰わせのスイッチ」を入れる事ができる。
COREMONのVJは、この千鳥アクションがただ巻きだけで再現されてしまうのだから、驚愕である。
ジョルティに千鳥アクションはできないが、VJシリーズには無いローリングアクションができる。どっちのアクションが魚に効果があるのかは状況によって変わってくるが、アクションの面ではVJの勝ちだ。
ジョルティとVJの違い③【飛距離】
飛距離の面ではジョルティが勝っている。ラインナップも多く、総重量もジョルティの方が重いので当然飛距離を出す事ができる。
しかし、ジョルティで注目してもらいたい点は重さだけではない。ヘッド部分が飛距離を出せるような構造になっているのだ。
VJも本当に良く飛ぶ!最初使った時驚いたのだが、この飛行姿勢の安定面ではジョルティが強い。
ルアーが泳ぐ時のラインの位置は前方
キャスティング時は後方
ルアーを投げる時にはこういう風になる。この重心移動のおかげで飛行姿勢も安定してまっすぐ飛んで行き、飛距離が伸びる。
キャストスキルが低いからかもしれないが、どうもVJはキャストするとクルクル回ってしまう事がある。一度だけ、その遠心力でワームが吹っ飛んでいった時がある(完全に自分のせいです)
どうしてジョルティはコスパ最強?
では、ジョルティはどうしてコスパ最強なのだろうか?VJ-16、VJ-22と価格を比べても、120円〜220円の違いしかないのにだ。
ジョルティとVJの違い④【フックサイズ】
VJとジョルティのフックサイズは全然違う。大物をかけるなら大きいフックの方がいい。ジョルティは、VJと比べて大きいフックがついている。
- VJシリーズ…#10
- ジョルティシリーズ…#5
見た目だけでもこの違いだ。意外とこのサイズの違い釣果に差が出る。
VJは予想外の大物に弱い。フッキングが浅く、魚がかかっても案外バレる確率が高い。(私のスキル不足もありますが)
ジョルティは、フックサイズが大きいのでがっちりと魚の口にかかりバレる確率が非常に少ない。
COREMANのルアーはとってもいいのだが、PBシリーズも、フックサイズが小さいものが多い。
ジョルティとVJの違い⑤【スペアの数】
VJシリーズのワームは、VJ-16にはアルカリシャッドが2本。VJ-22にはデカカリシャッドが2本付いてくる。
ジョルティの場合はどうだろうか?
なんと・・・
ワームが合計4本付いてくる。単純にVJの倍である。
はっきり言ってこれには私も驚いた。VJより安いのにワームがなぜかVJの2倍の4本ついてくるのである。これは何かの間違いなのではないか?十分すぎる数だ。
132円〜242円の差でここまで差が出るのである。
ジョルティとVJの違い⑥【フックを固定できる】
VJを泳がせていると、フックがワームに引っかかっている事がたまにある。
いい場所にキャストできて意気揚々とルアーを泳がせても、回収してみたらこんな状態だった時のショックはデカい。
フックの付け根にゴム管を付けたり補強をすれば改善するのだが、それは結構な手間だ。
ジョルティは、フックがワームに引っかかる可能性がとても低い。それは、ワームのお腹にあらかじめフックを固定するポイントがあるからなのだ。
「フックが変な所に引っかかるなら、最初から引っ掛けてしまおう」
まさに逆転の発想である。
この部分にフックを引っ掛ければ、意外としっかり引っ掛かるので、実際の釣行で取れる事はほぼなかった。
もちろん何回も抜き差ししたり、魚のバイトがあってテンションがかかると、フックが引っかかってる部分は切れ込みが入っていくので、固定はできなくなってくる。
その時にはワームを交換するか、補修をした方がいい。
ジョルティの欠点
ここまで優秀、コスパでも最強なジョルティでもやはり欠点はある。
ワーム交換が面倒
そう、VJシリーズと違いワームの交換はとても面倒。釣り場でやるのは少し現実的ではない。ワーム交換の時はリアフックをはずす必要があるのである。
フックリングを残してフックだけはずせばできる事はできるのだが、同じ手間ならリングからはずしてワームを通した方が楽だ。
COREMANのVJはワーム交換がとにかく簡単。
ワームをただ引っ張れば抜ける。フィールドや時間帯に合わせて好みの色に簡単に変更できる。「今日はこの色にしか反応しない」という時は結構ある。その状況を素早く発見、対処できるのはVJシリーズだ。
ジョルティのワーム交換はリアフックリングをはずして、ウニウニとはずしていく。まっすぐひっぱるのではなく、ジグヘッドが途中で曲がる構造になっているので、力もその方向に加える。
がっちりホールドされて抜けにくい構造だ。
ワームの中身はこんな感じ。
ワームのもろさをカバーしているといえばそうなのだが、せっかくワームの予備が3本も入っているのだから、もう少し交換が簡単にできればもっと良かった。
ジョルティは本当に釣れるのか?
断言します。ジョルティは釣れます。ハードルアーにはないやわらかい動きと魚がバイトした時の食感。私がSUPフィッシングをする事は、必ず一軍で釣れていくルアー。それがジョルティだ。
迷った時にはジョルティ!困った時にはジョルティ!もう、そんな感覚なほど信頼している。
- イナダ
- スズキ
- 太刀魚
- サワラ(残念ながらノーキャッチ)
全て、ジョルティが呼び寄せてくれた魚たちだ。
結論:ジョルティはおすすめ
このシーバスは、私が初めてジョルティでかけたファイターだ。ヒラスズキ狙いで磯に行き、朝まずめから打ち始めるも反応なく、ランガンに切り替え初めて歩いた断崖絶壁の新規開拓ポイントで来てくれた60cmのシーバス。
ルアーをサラシに流して一発でドカン!
足場も高く波が打ち付けるポイントだったのだが、ジョルティはガッチリと魚の口にフッキングしていて、何回もバレるかヒヤヒヤしましたが何とかあげる事ができた。#5の大きめのフックが標準装備していたからこそ、獲れた1匹だ。
ワームの交換は少し面倒だが、ローリング&しっぽふりふり、他のワームには出せない飛距離、大きめのフックの安心感が最強の武器となる。
VJの良さを知っているあなたにこそぜひ使ってもらいたいルアー。
それこそが、Blue Blue ジョルティなのだ。
波、風、魚。
自然の音やドラグの音を重視したSUPフィッシングのチャンネルとなっています。
リンクの動画は、ジョルティで太刀魚やイナダ(ワカシ)が釣れている動画です。
ぜひご覧ください!