【ホッキ貝のお刺身】美味い!たった一手間でホッキ貝を美味しくする飯レシピ
冬に旬を迎えるホッキ貝。スーパーで見かけるけど捌くのが大変そうで買う気になれないんだよなぁ・・・。
と思っているあなた!ホッキ貝はとにかく美味しいです。ぜひ食べるべきです。
手軽に入る貝で、ここまで濃厚な味を持つ貝はなかなかありません。
特に、ホッキ貝の刺身は超絶品です!
ホッキ貝ってどんな貝?
ホッキ貝の正式名称は「ウバガイ(姥貝)」です。寿命も30年以上ととっても長生きで、1年に1cmしか成長しないと言われています。主な産地は北海道と青森県です。
ホッキ貝の旬
年中採れるホッキ貝ですが、資源を守るという意味から、ホッキ貝の産卵時期である5〜6月は禁漁期間となっています。産卵期間の終わる夏には漁解禁なのですが、夏は身が痩せているという事と、気温も高く鮮度を保つのが難しい事から、美味しく食べられるホッキ貝の旬は「冬」と言えます。
ホッキ貝は赤いの?黒いの?
巷でよく見かけるホッキ貝はだいたい赤いですよね?この紅白の色合いがまた食欲をそそるのですが、ホッキ貝が赤い理由は、ただボイルされているからです。本来の色は、黒なんです。生のホッキ貝は黒で、ボイルすればピンクや赤色に色付きます。
普段冬以外で見かけるホッキ貝はボイルされている物のため、少なからず貝の旨味が抜けてしまっているのも事実です。
美味しいホッキ貝を食べたい!ホッキ貝の捌き方
ホッキ貝の捌き方①貝剥きナイフで貝と身を切り離す
オイスターナイフという道具を使って、貝をこじ開けます。道具がないからと代わりに包丁を使うのは絶対に止めてください。力んで手が滑って間違いなく手を切ってしまいます。ギリギリ代用品として使えるのはスプーンの取手部分をナイフ代わりに使用できます。二枚貝は意外と手を切りやすいので、軍手も用意しておくと、より安全です。
何処に貝剥きナイフを突っ込むのかというと・・・
突っ込んだ瞬間貝が口を閉じますので、一気に貝柱を切断して下さい。
貝柱は2箇所あります。突っ込んで貝の内面を沿う用に切ってしまえば貝の閉じる力が落ちるので、もう一本は簡単にできます。コツはナイフを入れたら抜かない事です。
ホッキ貝の捌き方②身と貝ひもを分ける
手で引っ張れば貝ひもが取れます。貝ひももとっても美味しいですので捨てないで食べましょう。
ヒモの部分には貝柱も付いているのでしっかりと分けましょう。
ホッキ貝の捌き方③身と貝ひもの黒い部分を取り除く
ヒモと身の黒い部分(内臓)を取り除きましょう。身の部分は、背中部分から包丁を入れ、開きます。
ヒモ部分はキッチンペーパーで水気を取る感じでつまみながらやると簡単に取れます。
ホッキ貝の捌き方④好みのサイズに切って完成
切る前にここで一手間!!
貝のお刺身は締まってれば締まってるほど美味しいですよね?ホッキ貝を切って盛り付ける前に、貝の身を思いっきり締めてあげましょう。
やり方は・・・
身をまな板に思いっきり叩きつけて下さい
バチーンと!そうすると、身がキューっと締まるのが分かります。この一手間で貝のコリコリ、引き締まり具合が全く違いますので、美味しく食べる際にはぜひやってみて下さい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
ホッキ貝の保存方法は?
ホッキ貝は、旬の冬の時期なら、5度程度の温度を保ってあげれば海水につけておかなくても1週間程度は鮮度を保っていられます。
買ってからすぐ食べるのがもちろんいいですが、たくさん買って食べられない場合は家の寒い所にそのまま置いておくだけでも鮮度は保てますので、ぜひホッキ貝のお刺身チャレンジしてみて下さい。とっても美味しいですよ!
産地から関東にくるホッキ貝は8割
産地で採れたホッキ貝のほとんどは関東圏内へ出荷されているのですが、どのスーパーでも見かける訳ではありません。むしろ、ほとんどのスーパーで置いていません。青森ではだいたい置いていたのですが・・・。どうしても見つからなくて食べたい場合、私はネットで買っています。値段はそこそこしますが、ホッキ貝が大好きなので。
産直丸魚 北三陸産 活北寄貝 お刺身、お吸い物、焼きホッキなどで(活ホッキ貝・ウバ貝) (M玉 7個入)
お刺身で食べるのも良し。サッと湯に通してしゃぶしゃぶ風にするもよし。
とにかく美味しいホッキ貝。ぜひ試してみて下さい。