美味いシーバスの食べ方。干物を作れば保存もできて命も無駄にしない。
シーバスの干物がとても美味しいです。いろいろあるシーバスの食べ方ですが、今度釣ったらぜひ挑戦してほしいのが、シーバスの干物です。
干物の良い所は、作り方がとても簡単で、保存も効くようになる事。
1日で食べきれない分は、美味しく干物で保存しましょう。
シーバスの美味い食べ方「干物」の作り方
シーバスの美味しい食べ方、「干物」作り方はとっても簡単です。
- 三枚におろす
- 塩漬けにする
- 干す
大まかな手順はこれだけです。では、作っていきましょう!
①シーバスを三枚おろしにする
シーバスを三枚おろしにします。ウロコと腹骨は取っておきましょう。
②塩漬けにする
干物の味の決め手はこの塩漬けです。
- 分量
- 時間
を手抜きしてしまうと、とてもしょっぱくなってしまったりするので、塩漬けはじっくりやっていきましょう。
塩漬けの手順①水を1ℓタッパに用意する
大きいタッパに水を1ℓ入れます。魚の身を入れるので、余裕がある大きさのタッパを使いましょう。
塩漬けの手順②11%分の塩を入れる
11%の塩水を作ります。11%で充分な塩味がつ久野で、焼きでもソテーでも追加の味付けは必要ありません。好みで12%〜13%にしても大丈夫ですが、11%が1番美味しかったです。念のため、濃口が良いという方のための分量も載せておきます。
100均でもアマゾンでも電子計量器が売っているので、しっかりと塩の量は計りましょう。
水1ℓに対しての塩の割合 | 塩の量 |
11%(おすすめ!) | 123.6g |
12% | 136.4g |
13% | 149.4g |
塩漬けの手順③25分漬ける
水に塩を入れてしっかりととかしたら、魚の身を漬けます。時間は25分。長すぎてもしょっぱくなってしまいますので、油断しないようにしてくださいね。
塩漬けの手順④水で軽く洗う
塩漬けしてから25分経ったら、魚の身を取り出して軽く水洗いします。サッと水を流す程度でOKです。身が少しヌメりがあるはずなので、滑って落としてしまわないように注意しましょう。
塩漬けの手順⑤水分をとる
水洗いしたら、キッチンペーパーなどで水分をしっかりと取ります。ここは念入りに。絞り取る必要はありませんが、表面の水分はしっかり取っておきましょう。
手を抜いてしまうと、この後に続く一夜干しでしっかり乾かなくなってしまいます。
③一夜干しする
水分を取ったら外に干します。100均でも干すためのネットが売っていますので、活用してみてください。
干す時間は、半日程度の12時間でOKです。夜から干して、朝取り込めば、程よく水分も飛んで美味しい干物に出来上がっています。雨が降ってたり湿度が高くなければ24時間干しても問題ありません。
シーバスの干物の出来上がり!
これでシーバスの干物が完成です!少し表面が固くなっていれば、美味しさも凝縮している合図です。そのまま焼いて食べるもよし。ソテーにして食べるもよし。保存も効く最高に美味いシーバスの干物の出来上がりです。
シーバスの干物の食べ方「焼き」
味付けなしで、そのまま干物を焼いただけ。塩漬けの味が染みているので、ただ焼くだけで大丈夫です。ミニトマトも添えて、酸味がついて少しフレンチな味わいも楽しめます。
シーバスの干物の食べ方「ソテー」
オリーブオイルをフライパンに敷いて、じっくりと弱火で炒めます。飾り付けはアボカドとブロッコリースプラウトをただ添えただけの、洋風シーバスの干物ソテーです。味付けはしません。
美味しく保存して美味しく食べる
美味しく魚を食べるという事は、魚の命を無駄にせず頂くという事。だと思っています。
魚だって生きています。あなたのルアーをエサだと思い、生きるために食べようとして掛かってくれた魚です。無駄なく美味しく頂きましょう。干物にすれば、命を無駄にする事なく美味しく保存をする事もできます。
冷凍庫から出しても、そのまま焼きでもソテーでもする事ができるので、保存食としてもとても優秀なのが干物です。
ぜひ、挑戦してみてくださいね!