東京湾のシーバスを食べ尽くす。胃袋、肝、浮袋。まさに釣り人の特権
普段釣っているシーバス。どうやって食べているでしょうか。お刺身、ムニエル。それとも、東京湾で釣れた魚は食べないですか?
- 東京湾の魚って食べられるの?
- 東京湾の魚は刺身で食べられるの?
東京湾は汚くて釣れた魚は食べられないと思われがちですが、そんな事はありません。刺身だってとても美味しく食べられます。しかも、正しい処理をしておけば、肝、心臓、胃袋、さらには浮き袋まで、珍味尽くしのシーバスを余すところなく無駄なく食べる事ができるんです!
血抜き処理がすぐできてシーバスの珍味が食べられるのは釣り人の特権です!
では、シーバスの珍味の食べ方を紹介していきます。
東京湾で釣ったシーバスの珍味の食べ方
シーバスの珍味は6つあります。
- 肝
- 心臓
- 胃袋
- 浮き袋
- 皮
- 卵巣または白子
この記事では、⑥以外の5つの部位の食べ方を紹介します。卵巣は、カラスミ風に作れる、通称スズスミの作り方を別記事にしてるのでご覧ください。
https://matatabiii2.com/2020/02/29/fish-recipe-2/シーバスの珍味の作り方はとても簡単です。基本的には、沸騰したお湯に入れて煮れば良いだけです。ただ、部位によってコツがある部位もあるので注意が必要です。
①シーバスの珍味を煮る
シーバス1匹から取れる珍味がこの5つです。(今回皮は使用しませんでした)卵巣以外の部位を沸騰したお湯に入れていきます。それぞれ煮る長さが違います。
胃袋 | 1分 |
浮き袋 | 30秒 |
肝 | 30秒 |
心臓 | 10秒 |
皮 | 10秒 |
大まかな目安ですが、胃袋が一番中まで熱が通りにくいので、一番長く煮てあげましょう。
②煮たら切っていく
それぞれの部位を煮たら切っていきましょう。コツは、胃袋、浮き袋、皮は細く切る事です。細く切った方が、コリコリした食感を味わえて、噛みやすくなります。
肝とは一口大に切ればOKです。心臓は、ぜひそのままの大きさで食べてみてください。
③胃袋、浮き袋、皮を和える
胃袋、浮き袋、皮は、ポン酢で和えて食べるのがおすすめです。さっぱりとした味わいで飽きません。浮き袋は、切ったらすぐにポン酢で和えて切り口をコーティングしましょう。切ったまま少し放置しておくと、すぐにくっついてしまうので注意しましょう。一個一個引きちぎっていかなきゃいけなくなります。
④東京湾シーバスの珍味尽しの完成!
肝と心臓は醤油で濃厚な味わいを…。
浮き袋と胃袋はポン酢でさっぱりと…。
お酒のつまみにとても合うシーバスの珍味の出来上がりです!
東京湾の魚を美味しく食べよう!
釣ってすぐ下処理ができて、美味しい珍味までも食べられるのは、まさに釣り人の特権!ぜひ、余す所なく、東京湾で釣った魚を美味しく食べてみて下さいね!
シーバスの白子も絶品です↓
https://matatabiii2.com/2020/11/09/fish-recipe-4/